『ほんとうの道徳』(トランスビュー)刊行記念 苫野一徳トークイベント
2019/07/06
「道徳教育の可能性をひらく」 聞き手:杉原里美
『ほんとうの道徳』(トランスビュー)刊行記念 苫野一徳トークイベント
2018年度は小学校、そして今年度は中学校で道徳が「特別の教科」となりました。
文部科学省の定める22の内容項目(「家族愛」や「生命の尊さ」「国や郷土を愛する態度」などの価値観)を教え、評価するということに、多くの学校の先生や親御さんからとまどいや悩みの声を聞きます。
そうした声に応えるべく、教育学者・哲学者である苫野一徳は『ほんとうの道徳』(トランスビュー)を出版しました。その刊行を記念してトークショーを開催いたします。本書のテーマはずばり「道徳教育からシチズンシップ(市民)教育へ」。ほんらい、道徳教育は学校でやるべきではないと主張する苫野の真意とは? 聞き手は、朝日新聞記者で朝日新聞記者で長年教育分野を取材し、自身も『掃除で心は磨けるのか』(筑摩選書)を出版した杉原里美が務めます。
道徳の本質とはそもそも何なのか、「道徳と倫理」「モラルとルールとマナー」の違いとは何か、などを哲学的に解き明かしながら、来るべき教育や学校の姿を会場の皆さんと共に考えたいと思います。
会場 | 代官山蔦屋書店 |
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開場/開演 | 開場19:30 |
料金 | ・書籍『ほんとうの道徳』(トランスビュー・1,728円/税込)+イベント参加券500円/税込)セット2,228円(税込) ・イベント参加券 1,500円(税込) |
出演者 | 苫野 一徳 (とまの・いっとく) 熊本大学教育学部准教授。哲学者、教育学者。著書に、『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)、『「学校」をつくり直す』(河出新書)などがある。幼小中「混在」校、軽井沢風越学園の設立に共同発起人として関わっている。 杉原 里美 (すぎはら・さとみ) 92年に朝日新聞社に入社。熊本支局、東京本社くらし編集部、社会部・教育班などを経て、朝日新聞専門記者(家族、教育分野などを担当)。近刊に『掃除で心は磨けるのか――いま、学校で起きている奇妙なこと』(筑摩選書)がある。 |
お問い合わせ | 代官山 蔦屋書店(人文フロア) 03-3770-2525 https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/7519-1241150618.html |
その他情報 | 『ほんとうの道徳』ISBN9784798701714 http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784798701714 |