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プリンター買い替え日記

7月某日

昨年につづき今年も「BOOK MARKET」に出店するため、浅草へ行かねばらないので6時起床。前日設営もできたのだが、遠方なので当日早起きして早めに会場入りすることにした。7時半の電車で藤沢駅から浅草へ。ねむい。上野まで行って銀座線に乗り換えなので行きやすい。上野駅構内でわかめうどん。寝不足のからだにわかめうどんがしみわたってさいこう。

9時浅草駅着。出口に向かう途中に立ち食いそば屋があって、うすぐらいなか湯気が立っていてひとびとがあつまっていた。途中のデイリーヤマザキでおにぎりなど買って会場の台東館到着。すでに出店者のみなさんが多くいて準備していた。時間はじゅうぶんだったのでささっといいところまで設営しておいてから喫煙所。台東館はしっかりと喫煙所がある。いつも会場の8階からわざわざ1階まで降りて屋外の喫煙所に行っていたが、おなじく出店者のHさんより9階にもあることを教えてもらって台東館への信頼をさらにあつくした。

10時開場。ぽつぽつお客さんや知り合いや業界の方々が来てくれて本を買ってくれる。即売イベントに出始めの頃は、買ってもらった本を渡すときにスリップを抜くということがまったく頭になくて、むだに正の字を書いて販売数を勘定していた。あるときスリップ抜けばいいじゃん!と気づいた。
古賀及子さんの『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』をウェブ連載で読んだおかげで、いままで読めなかった『富士日記』が読めるようになったと言って『おかわりは急に嫌』を買いにきてくれた方がいた。すでに『富士日記』は2周したとのこと、すごい。古賀さんすげえ。

こういうイベントで、自分が客のとき話しかけられるのはどちらかといえば苦手で、ほっておいてもらってじっくり本を見させてほしいと思っているのだが、売るほうになるとついつい声をかけてしまう。それで本が売れるかもしれないから。

17時に終了。1日目の売上はぼちぼちか。明日にかける!。同じ出店者の方にさそっていただいて6人ほどで打ち上げ。エッセイとはなんでしょうなみたいな話をした。20時ぐらいに解散。1時間ちょいで藤沢駅に着いて、まだ小腹が空いていたのでなか卯で親子丼小盛。しみる。22時ごろ帰宅すると妻と娘はくじ引きをつくっていた。

7月某日

7時起床。設営がないのできのうより1時間遅くていいしあわせ。きょうも乗り換えの上野駅でそば屋へ。レジの店員がアジア系の外国人女性で、横には指導係と思われるおばちゃん。とにかくやさしく丁寧に教えていて、こちらの会計が終わったあとには、あかるいやわらかい声で「すごい! ちょっと教えただけなのにできたじゃない! さいしょなのにこんなにできるなんてほんとすごいよー!」とふたりできゃぴきゃぴしていた。いよいよ恐ろしい結果になりそうなこの夏の参院選投開票日にこのような場面に出くわしてすこし救われる。わかめうどん生卵トッピング至高。

台東館に到着して1階でたばこを吸ってうんこしていたらすでに開場して5分ほど経っていた。きのうより1時間遅いからといって余裕をぶちかましすぎた。反省。とはいえ2日目は滑り出しけっこういい気がする。マンスーンさんの『無職、川、ブックオフ』を見て手に取って、なにこれ!さいこうだね〜みたいなきわめてポップなノリで褒めてくれるひとがいて、聞くと出店者の方で、あとで買いにくると言って去ってあとでほんとに買いにきてくれた。

きょうは12時過ぎに家族が応援にきてくれる。ふたりは上の階の精養軒でまずお昼。帰ってきて交代してもらって、いっぽうこちらはデイリーヤマザキでホットドッグなど買って昼飯。9階の喫煙所を教えてくれたHさんと喫煙のタイミングが2回かぶる。午後も体感はひまだったがポツポツとひとがきては何か話しかけてくれたり買ってくれたりして、売り上げ的にはなんとかなった。ブックマーケットすごい。娘はポップを描いたり、もってきた漫画を読んだり、イラストレーターの竹添星児さんのブースで妻と似顔絵を描いてもらったりしてすごしていた。自分も実家が魚屋で、ちいさいころから学校から帰ってきては親の職場兼自宅である店ですごしていたので、こどもが親が働いている現場にいることはなんとなくよい気がする。

30分くらいで撤収完了。そのまま3人で浅草寺を抜けてアモーレという喫茶店へ。じつは去年も2日目が終わったあとこの店に来たのだった。そのとき食べたピラフがうますぎた。今年もうますぎピラフと、それからカレーと和風ハンバーグ、ビールで打ち上げ。店の外には灰皿も置いてある。来年もきっと来ることになる。

帰りのJRでは3人でボックス席に座れたのではからずも旅に出た帰りのようだった。東海道本線はたまに限界を超えているのではと思うほど飛ばすときがある。

7月某日

8時前起床。小1の娘ははいよいよ学校が夏休みで朝から学童へ。朝から夕方まで学童にいることになるのか、まるで会社だな。たのしくやれるかすこし心配。

こちらは借り換えの手続きのため武蔵小金井へ。これまで事務所をおいていた東京都の信用金庫からの借入が4本あったが、引っ越しにともなってこちらの地銀で借り換えて一本化する手続きの一環。返済期間は伸びるが毎月のキャッシュアウトが大幅に抑えられる。どの商売でもおなじかもしれないが、出版社を続けるためにはとにかく資金繰りが肝要なので、毎月の返済額が減るのはありがたい。銀行の担当者や他業界のひとに、新刊が出てからの入金サイトの話をすると毎回おどろかれる。

ポッドキャストをききながら車で向かう。予定より早く着いたので、以前行きつけていたラーメン屋で昼食。かわらず上品でうまい。しかし暑すぎて途中箸を止めてなんども扇子であおぎながら食べた。それから、以前事務所としていたシェアオフィスにいって家賃の返金処理と郵便物の受け取り。4月に藤沢に引っ越して、これでやっと小金井からは完全撤退となった。

信用金庫へ。営業担当者の上司がこれまでの電話での印象とはちがってぜんぜん若いのでおどろく。いよいよこういうシーンで会うひとたちが年下ばかりになってきた。返済の払戻請求書などを書いてとどこおりなく終える。近くの駐車場に戻って、出ようとしたら駐車券がなくなっていて、あわててさがしたので滝のように汗をかく。コールセンターに電話して後日請求とのことで無事脱出。

18時ごろ帰宅。ごはんはつくってくれていた。娘にきょう学童でなにをしたかきくと、メモ帳に書いてくわしくおしえてくれた。朝からけん玉をしているらしい。お風呂に入ってねかしつけ。ちいさいホワイトボードでクイズを出し合って、興奮して寝ないかとあやぶんだが寝た。

7月某日

8時過ぎ起床。朝から複数の著者に原稿催促。返信あり。原稿もとどきはじめる。

今朝、融資が実行されて、信用金庫のほうの借入は完済になる。その計算書を取りに、ふたたびわざわざ武蔵小金井まで行かねばならぬ。読書したかったので今回は電車で行く。電車がいちばん本が読める。登戸乗り換え。調べておいた駅前のラーメン屋でしょうゆラーメンと親子丼(小)。めちゃめちゃにうまかった。スープをほとんどのんでしまう。満ち足りた気分で武蔵小金井へ。駅近くの、以前は荒れ果てていた喫煙所がすっかりきれいになっていた。信用金庫で計算書をもらって写真に撮ってメールで銀行の担当者に送る。それですぐ武蔵小金井をあとにして立川経由で帰る。なんかあるといけないので立川駅のタリーズで休憩がてら銀行に電話を入れる。無事確認と休憩をすませてふたたび登戸乗り換え。20分待ちだったので登戸の本領をみておきたいといちばん繁華なところをすこし歩くが、まったく焦点が定まらず、けっきょく行きと同じパチンコ屋の横の喫煙所に行って、反対側のファミマで熱中症対策にガリガリくんを買って食べながら時間を過ごした。すこしの時間の隙間をみつけて喫煙所に行く自分があさましくもあり、人間をやっている気にもなる。

登戸はやはりドラえもんのまちってことでいいのか?

7月某日

8時過ぎ起床。今日は海へ。

12時ごろビーチに到着。風が強くて涼しかった。29℃らしい。風が強すぎてテントを立てるのも難儀する。砂が舞って吹きつけてきて顔まで砂だらけになる。ビーチははるかにひろいが遊泳できる場所が限られていて、みな堤防と大きく突き出た岩のあいだで遊んでいた。とにかく波が高いので、浮いて遊ぶのには不向きで波と戯れるしかない。遠浅ではあるので、いい波が来たら立ったままむかえてそのまま反転しながら倒れ込むように波のうえに乗ると、うきわでもサーフィンができた。白いしぶきをあげながらせまってくる波ではなく、水位が上下していることがわかるだけの波を、水面すれすれの目の高さで見ているのがたのしくてずっと見ていた。

津波の避難塔にのぼろうとしたら娘がコンクリの角ですねを怪我したので、シャワー浴びて帰ろうということになる。ビーチに無料のシャワーはあるが更衣室がなかったので歩いて市営のプールにあるシャワーへ行く。3人で1030円。たっか。

7月某日

近所の大きい寺の祭りへ。盆踊りのやぐらにとつじょ荻野目洋子が登場してダンシングヒーローを2回歌っていた。

7月某日

寝坊して9時過ぎ起床。こどもはとっくに学童へ行っていた。朝のメールチェック。ポッドキャストをききながら大量の迷惑メールをゴミ箱へ仕分けるこの時間がアイドリングになってしまっている。午前中は原稿読み。疑問出しが難しく、いろいろ悩んだ挙句、午後に持ち越し。昼は在宅勤務の妻の分もパスタをつくる。ベーコンと大葉とレモンのオイルパスタ。大葉とレモンは薬味程度ではなく、えっ、そんなに入れて大丈⁉︎というくらいたっぷりつかうと味の質そのものが変わるというのはさいきん学んだ。

午後は原稿の疑問出しを著者にメールして、それから書店への発送業務など。発送は、取次などへの大口の場合は倉庫に依頼するが、直取引などこまかい対応は事務所でおこなう。倉庫はいわゆる出版倉庫ではないので、1冊単位での管理はできないが、その分コストが抑えられている。ただもちろん実際に発送業務に時間は取られているわけで、そこも外注するのかは今後の課題。事務所在庫がなくなってきたので補充するため倉庫への手配など。

夜はオムライスときんぴら。娘は帰ってきてなんだか元気がなく、20時くらいに寝てしまって、いま23時ごろ起きたらすっかり回復している。妻とけん玉をしている。

7月某日

朝、カムチャッカ沖で地震があり、津波警報が発令される。玄関前でたばこを吸っていたらスマホが鳴って、町内のサイレンが鳴り放送があった。ハザードマップを見る限りでは安全だとわかる。家のすぐ横を流れる河川が危ないかと思ったが予測の最大上昇水位が3メートルとあったので、その川が流れ込む本流を橋の上から見た高さを思い浮かべ、水位が3メートル上がるさまをイメージする。大丈夫と思う。しばらくはテレビのニュースに釘づけになっていた。

気を取り直して昨晩届いていた原稿読み。文章の強度が素晴らしい。が、あまりにこちらが求めていたものとちがうのでそこらへんを指摘する。あたりまえかもしれないが疑問出しが著者ごと原稿ごとに一期一会すぎて毎回疲れる。これからも慣れることはないような気がする。

昼は納豆チャーハン。うますぎる。午後は著者と電話打ち合わせで、その後はもろもろ雑務。
夜は麻婆豆腐をイチからつくってみようと思い立ち、豆板醤と甜麺醤を買ってくる。うまかった。

津波警報はいつのまにか解除されていた。

8月某日

台風の影響で天候がくずれて昨日はクーラーなしで眠れるほど涼しかった。8時前起床。
深夜に原稿が来ていたのでさっそく読む。こちらの提案を汲み取ってくれて、さらにそれをかるがる超えてきた箇所を読んだとき、思わず声が出た。ひとりでぶち上がる。これだから編集はやめられない。

夜、娘に、学童のぬりえでつかうかわいいペンを買いたいと言われ、19時過ぎだったが自転車の後ろに娘を乗せて駅前のビルに入っている世界堂に急いだ。こんなの最高のおねだりだ。無事閉店前に間に合って、漫画制作でつかうようなちょっと高いいいペンを3本と5色ボールペンを買ってやる。

帰宅して風呂に入って夜中に改装作業。返品された本のうちからきれいなものを選別して、汚れを落とし、カバーと帯をかけかえるとまた商品になる。予備のカバーと帯は印刷所にたのんですでに片袖を折ってもらっているので位置がズレることはない。版元ドットコムのメーリスでは、自前のグラインダーでやっている方もいると知りビビる。0時くらいまででやっと40冊を終えた。

飼い猫が、人かと思うサイズのふんをしていた。

8月某日

夜から下北沢のB&Bでイベントに登壇することになっているのでその準備や原稿読み。古賀及子さんが4月に『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)、『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)を、6月に『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)を立て続けに出されたのでその刊行記念イベント。それぞれの本の編集者3名に招集がかけられた。

実家の淡路島から食材がとどき、昼は穴子丼。ありがてえ。家を出る前にシャワーに入って身支度。先日の夕方ごろ、どこかの喫煙所で、電話をしていた若者が「これから家帰って着替えて髪セットしなきゃー」と言ったのをきいて、そういえばさいきん夜に身支度して出かけることがないな、うらやましいなと思ったがさっそく同じような状況になっていた。

17時過ぎの電車で下北沢へ。電車で西日を防ぐすべがない。18時着、駅前の喫煙所によってB&Bへ向かう。きょうも途中にある雨ざらしのソファが気になる。控え室にはすでに古賀さんと、ふたりの編集の方がいて盛り上がっていた。おふたりとは完全に初対面だったのでしばらく緊張していたが話していれば慣れてゆく。自分も含め、そこに集まった編集者はおそらく三者三様で、同じ著者でありながらそれぞれの担当書にそれぞれの雰囲気があらわれるものよのう、と思う。B&Bのイベント担当の方が着ているTシャツがギニュー特戦隊で、古賀さんがめざとく指摘していた。

19時半にイベントスタート。古賀さんが出続けでほかの3人がローテーションして相手を務める。2番目に自分のターンが回ってきて呼び込まれて登壇。さいしょ緊張しすぎてあきらかに顔がひきつっているのが自分でわかった。笑おうとしてもうまく笑えなくて、きもい笑いをしていたにちがいない。古賀さんの顔を見てしゃべろうと思うとすこし落ち着く。百戦錬磨の司会進行っぷりでよどみなくこちらの紹介もしてくれてちゃんと笑いをとる古賀さんにうなる。しばらく話すうちにだいぶリラックスできて台本になかった著者による朗読を振ることもできた。さいごは全員登壇で質疑応答。無事に終えサイン会へ。ほかのおふたりが古賀さんのサポートをしてくれていたのでじゃまにならないとこで突っ立っていると知り合いや業界関係の方が話しかけてきてくれる。
サイン会も1時間弱で終えそのまま駅で解散。

藤沢駅についたのが23時前ぐらいで、深夜の駅前はかなり荒れていた。将来、娘が駅前であそぶことを想像する。大新で遅い晩ごはん。大新ラーメン。しょうゆラーメンに肉そぼろとザーサイの刻んだもののあんがのっていてうますぎる。カウンターで食べながら、この厨房でこのひとたちがこんなうまいものをつくっているんだと意識して見た。12時帰宅。夜中でも家に着くころには汗だくになる暑さと緩い坂道。

8月某日

コピー用紙をプリンターに補充しているとき仕事をしているという感じがする。原稿とかゲラを読んでいるときはあまりしないのに。プリンターのインクをかえたばかりなのに文字がかすれてめちゃくちゃに読みにくい状態で原稿を読んでいる。はやく買い替えれ。

8月某日

学生時代の恩師よりお誘いがあり暑気払い。夕方電車で出かける。駅のホームで、扇子をあおぐ運動量と涼しさがまったく見合っていない。落ち合って魚料理の店へ。ごまさばのなめろう美味。自宅の一室を耐震対策でシェルター化した話をきく。

8月某日

さいきん返品了解の問い合わせが多い気がする。

8月某日

休みにしたので茅ヶ崎へ。茅ヶ崎駅にはむかしきたことあるような気がしていたが初めてだった。長谷川書店ネスパ店で6000円ほど本を購入。夜、昼間買った本を読んでいて、その著者が周縁の存在であることに自足しているのはつまらないと思った。周縁なので中心は別のところにあるはずで、つねに中心に対して危機感を覚えさせなければいけないという焦り。焦りがあるうちは誰かが面白がってくれるだろう。

8月某日

きのうやっと配信でみた『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』がよすぎた。繰り返し何度もみるだろう。そしていよいよ今日から決算作業にとりかかる。夜はサバの味噌煮とひき肉とキャベツときのこのオイスターソース炒め。味噌煮はうすくて炒めは濃かった。

妻と娘のお菓子しりとり。うすかわまんじゅうと妻が言ったら、娘がうすかわすぎるまんじゅうと返していた。

8月某日

8時半起床。午前中は原稿読みと改装&発送作業。原稿読みと改装&発送作業しかしていないひとになっている。4月以降、新刊が出ていないので焦る。しょうがない。もうすぐめちゃくちゃ面白い本をいろいろ刊行する予定なので待っていてください。

9月からジュンク堂書店5店舗(池袋本店、大阪本店、難波店、三宮店、丸善京都本店)で始まる「独立系出版者エキスポフェア」のための発送作業も終えて、昼はカルボナーラ。午後は決算業務。いよいよ大詰め。税金高すぎて詰みそう。16時ごろまでやって、さすがにプリンターを買い替えようと、下見に自転車で駅前のビックカメラへ。つかっているブラザーの後継機があったので迷わず取り置きしてもらい、夜に車で取りに来ることにする。古いプリンターも持ち込めば引き取ってくれるとのこと。

サミットで買い物して帰宅。からあげをいっぱい揚げる。古いプリンターを引き取ってもらうと言ったら、娘はなぜか泣いた。さびしかったらしい。たまに、ぬりえ本のコピーがとりたいと言ってつかわせてやっていただけなのにそんなに、泣くほど愛着を持っていたのか。意外すぎる。とはいえさすがにつかえないプリンターに用はないので、車に積み込み、泣く子をおいてビックカメラへ。

駅前のどデカパーキングに車を止め、創業してからまるまる5年でつかい潰した古いプリンターを積んだ台車を押しながら、ぬるい風が吹く夜の街を歩いた。

素粒社の本の一覧

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