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書評を見直そう

2025年10月1日、「図書新聞」が2026年3月で終刊になるという大きなニュースがありました。創刊が1949年だからといって、何も(中国の)国慶節に発表しなくてもと思いましたが、4月には「苦境が続いており、1年間での定期購読受付を中止」の連絡があったそうなので、半年前には決まっていたようですね。 (さらに…)

「本とおいしいもの」をどうぞ。

きっかけは夫が中元用に注文していた「めんたいこ」だったと思う。毎年夏にめんたいこを贈るのを見て、「そうだ!本もお中元の品にならないかなぁ」という思いがふと浮かんだ。きれいな箱に収まった「本と珈琲」のセットなんて、お中元やお歳暮に良いのでは……⁉ウキウキしたのもつかの間。必要経費を考えたとたんヘナヘナ萎んだ。箱代や送料を考えると土台無理。まっかっかの赤字になる。そうよねぇ…それがうまくいくんだったら、もうみんなとっくにやっているはずだもの。 (さらに…)

暑すぎる夏だった

7月15日 於・荒木町「風花」
6月に刊行した『フランスで考えた中上健次のこと』の著者、野浪行彦さんと文芸批評家の高澤秀次さんと荒木町「風花」で一献。高澤さんからいただいた素晴らしい帯文のお礼も兼ねて。お目にかかるのはおそらく30数年ぶり。よくお会いしていたのは中上さんの晩年の頃でした。新宿三丁目にあった以前の「風花」のカウンターで、気がつけば夜が明けていた日々。高澤さんはあの頃と何ら変わらぬ若々しさで、熱く文学を語っておられました。一方、野浪さんは1987年生まれ。いく周りも下の世代ながら、この場をまとめていたのは中上文学への思いでした。 (さらに…)

ひとりにならない

先日、京都・亀岡のイベントにタバブックスとして出店しました。関西圏のイベントの際は、勝手に売り子に加わるのですが、今回は完全にひとり。代表の宮川さんと相談して、イベントの空気感に合いそうな本を数冊、持って行きました。 (さらに…)

プリンター買い替え日記

7月某日

昨年につづき今年も「BOOK MARKET」に出店するため、浅草へ行かねばらないので6時起床。前日設営もできたのだが、遠方なので当日早起きして早めに会場入りすることにした。7時半の電車で藤沢駅から浅草へ。ねむい。上野まで行って銀座線に乗り換えなので行きやすい。上野駅構内でわかめうどん。寝不足のからだにわかめうどんがしみわたってさいこう。 (さらに…)

匠書房からのご挨拶

このたび初めて寄稿のご依頼をいただき、光栄ながらも身の引き締まる思いでおります。恐縮しつつも、この機会にこれまでの活動をあらためて整理し、これからの展望をお伝えできればと思います。 (さらに…)

書籍に巻かれる「帯」にまつわるエトセトラ

◉帯、この薄くて軽くて、重いもの
 書店に並ぶ書籍に、当たり前のように巻かれている、帯の話をしたいと思います。
 帯にはどんな目的があるかと問われれば、本の内容を書店で目にした(未来の)読者に伝えるため、が第一でしょう。要は、「宣伝媒体」の働きをしているわけですね。帯があるのとないのとでは、読者へのリーチ率が違うといってもよいと思われます。 (さらに…)