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木簡学入門 大庭 脩(著/文) - 志学社
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志学社選書 002

木簡学入門

発行:志学社
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ18mm
重さ 310g
320ページ
定価 2,500円+税
ISBN
9784909868015
Cコード
C0322
一般 全集・双書 外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年11月27日
書店発売日
登録日
2020年9月1日
最終更新日
2020年11月17日
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紹介

地下から陸続と立ち現れる簡牘帛書等の出土文字史料は、いまや中国古代史を研究するうえで避けて通れないものとなった。
まとまった簡牘の獲得は20世紀初頭に始まるが、その研究が本格的に開始され、「木簡学」が提唱されるのは1974年といささか遅れてのことであった。
著者は日本における漢簡研究の揺籃時代より、急逝するまでの半世紀にわたり「木簡学」分野におけるトップランナーのひとりであった。
その著者が初学者に向けて著した本書もまた、初刊より40年を経てなお朽ちぬ魅力をたたえた、「木簡学」の基本書である。

目次

まえがき
第一章 木簡学への誘ない
第二章 木簡とは何か ――その形と名称――
第三章 フィールドの木簡と墓中の木簡
 1.フィールドの木簡
 2.墓から出土する木簡 一 ――書籍――
 3.墓から出土する木簡 二 ――遣策――
第四章 対匈奴防衛線の展開 ――シルク・ロードの探検と木簡――
第五章 カレンダー ――月と日と時と――
第六章 北方官吏の世界 ――文官と武官――
第七章 スクランブル ――騎士と戍卒――
第八章 前線での刃傷沙汰 ――さまざまな事件やトラブル――
第九章 冥土へのパスポート
第十章 文書政治と帳簿の査察
第十一章 木簡学の華 ――冊書の復元――
第十二章 書きつぶしと削り屑
あとがき
解説 荊木美行
大庭先生の思い出 吉村昌之

著者プロフィール

大庭 脩  (オオバ オサム)  (著/文

1927年1月20日、京都市に生まれるが、生後3ヶ月で大阪に移る。1950年、龍谷大学文学部史学科卒業。聖心女子大学文学部小林分校助教授などを経て、1960年より関西大学文学部助教授、65年に同大学教授となる。関西大学在任中より大阪府立近つ飛鳥博物初代館長をつとめる。
97年に関西大学を定年退職し、同年より皇學館大学教授。98年、勲三等旭日中綬章を受章。2000年より皇學館大学学長。2002年11月27日、急性白血病により76歳で死去。
専門は日中の木簡学、中国法制史、日中交流史と多分野にわたる。
主著に『江戸時代における唐船持渡書の研究』(関西大学東西学術研究、1967年)、『秦漢法制史の研究』(創文社、1982年)、『漢簡研究』(同朋舎出版、1992年)、『古代中世における日中関係史の研究』(同朋舎出版、 1996年)、『唐告身と日本古代の位階制(皇學館大學出版部、 2003年)など。
また、本書以外の一般書・入門書には『親魏倭王』(学生社、初刊1971年、増補版 2001年)、『漂着船物語』(岩波新書、2001年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。