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『鴎外全集』の誕生 森 富(著) - 鴎出版
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『鴎外全集』の誕生 森潤三郎あて与謝野寛書簡群の研究

発行:鴎出版
A5判
294ページ
上製
定価 6,000円+税
ISBN
978-4-903251-05-9
Cコード
C3095
専門 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2008年5月
書店発売日
登録日
2015年8月22日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

与謝野寛(1873―1935)は1922(大正11)年に森鴎外が没した後、多年の恩顧に報いるために最初の『鴎外全集』(鴎外全集刊行会)を編集した。その後、正宗敦夫や晶子と共編で膨大な『日本古典全集』を刊行した。それを陰で支えたのが鴎外の末弟森潤三郎(1879―1944)であった。本書では約90通にのぼる潤三郎あて寛書簡群を解読し、編集者として有能だった寛と、それを誠実に助けた潤三郎に光をあてる。

目次

はじめに
第一部 資料編 森潤三郎あて与謝野寛書簡群の解読
第二部 研究編 与謝野寛と森鴎外・潤三郎兄弟
 第一章 『鴎外全集』の誕生
 第二章 『日本古典全集』と森潤三郎
 第三章 森潤三郎小伝
 第四章 森鴎外と与謝野寛――観潮楼歌会時代を中心に
おわりに
森鴎外・潤三郎と寛・晶子対照年表
人名索引・事項索引
凡例
本文(年表部分)
あとがき(波多野歐一郎)
主要参考文献一覧

版元から一言

森鴎外没後最初の『鴎外全集』完成の経緯を解明

著者プロフィール

森 富  (モリ トム)  (

1921(大正10)年東京都生まれ。森鴎外の長男於菟の次男で、「富」の名は鴎外の命名。1944年東北帝国大学医学部(解剖学専攻)卒業後、陸軍軍医として原爆投下直後の広島で被爆者の救護活動をする。1961年から85年まで東北大学医学部教授、1990年から1994年まで仙台大学学長を務める。1995年勲二等瑞宝章受章。東北大学名誉教授。医学博士、森鴎外記念会名誉会員、ふるさと津和野鴎外塾塾長。2007年8月31日逝去。

阿部 武彦  (アベ タケヒコ)  (

1944(昭和19)年宮城県生まれ。東北大学文学部国文学科卒業、同大学院博士課程満期退学。東北大学文学部助手、山形女子短期大学助教授を経て、現在仙台大学教授。放送大学客員教授。和歌文学専攻。「『後鳥羽院御口伝』についての一考察」(東北大学国文学研究室編『北住敏夫教授退官記念 日本文芸論叢』笠間書院、1976)、「水穂短歌の位相」(『潮音』第71巻7号、1985.7)などの論文がある。

渡辺 善雄  (ワタナベ ヨシオ)  (

1946(昭和21)年福島県生まれ。東北大学文学部国文学科卒業、同大学院博士課程満期退学。岐阜女子大学講師、三重大学助教授を経て、現在宮城教育大学教授。博士(文学)。『鴎外・闘う啓蒙家』(新典社、2007)のほか、『月刊国語教育』(東京法令出版)に連載した「古典と近代文学」(1992.4~9)、「現代詩の鑑賞と指導」(1993.4~9)、「中島敦の世界」(1995.5~10)、「井伏鱒二の世界」(2000.4~9)などの論文がある。

上記内容は本書刊行時のものです。