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相互扶助の精神と実践 大窪 一志(著/文) - 同時代社
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9784886839053

相互扶助の精神と実践 クロポトキン『相互扶助論』から学ぶ

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発行:同時代社
四六判
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-88683-905-3   COPY
ISBN 13
9784886839053   COPY
ISBN 10h
4-88683-905-3   COPY
ISBN 10
4886839053   COPY
出版者記号
88683   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年6月17日
最終更新日
2021年9月1日
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紹介

助け合う関係の歴史。共存の哲学。
クロポトキンの思想は、過激でも奇矯でも夢物語でもない――。
現代の環境危機に、持続可能な生命活動のために、
「相互扶助」は人間と社会の再生をかけたキーワードだ。

目次

はじめに

クロポトキン『相互扶助論』から学ぶ
 一 相互扶助の成立
   1 相互扶助論の発想はフィールドワークから生まれた
   2 相互扶助は人間の意識を通じて創り出されたのではなく動物の本能にもとづいて生まれた
   3 人間の相互扶助は「無意識の良心」によるものである
   4 相互扶助が働く社会は「自然社会=共同社会=実在社会=基礎社会」である
 二 相互扶助の歴史
   5 霊長類社会から人類社会への移行における相互扶助
   6 氏族共同体における〈血縁〉を通じた相互扶助
   7 村落共同体における〈地縁〉を通じた相互扶助
   8 ギルド・自由都市における〈業縁〉を通じた相互扶助
   9 近代における〈選択縁〉を通じた相互扶助
 三 相互扶助の再生
   10 意識を通じて「無意識の良心」を育む
   11 個と全体が相補い合う関係をつくる
   12 相互扶助ができる場をつくる
   13 相互扶助の場が連合する
   14 相互扶助と競争を両立させる
   15 相互扶助は義務も強制もないモラルである


相互扶助の暗黙知を再発見する
  ――クロポトキンには見えたもの
   相互扶助と自由な個
   無意識の良心
   根源的な共同性と根源的な敵対性
   暗黙知の次元


いまクロポトキン『相互扶助論』を読み直す
  ――「新しい中世」の時代
   ランダウアーとロマン主義的社会主義
   アナ・ボル論争にたどり着く
   「新しい中世」と個人
   神が抜け落ちてしまった近代の挫折
   千年王国型とユートピア型
   いま部分社会を創ることの難しさ
   日本の神道の可能性

あとがきにかえて 相互扶助の甦りを考える
 パンデミックに対する「自衛」が変えるもの
 地球規模の生物圏の「自衛」活動
 アントロポシーンの終わり?
 暮らしと仕事の変容
 相互扶助社会による危機脱出

前書きなど

「人間社会の相互扶助はどのようにして生まれてきたのか――相互扶助の成立――、相互扶助は人類の歴史のなかでどのように展開してきたのか――相互扶助の歴史――、近代において衰えてきてしまった相互扶助をどのようにして蘇らせるのか――相互扶助の再生――についてのべています」(「はじめに」より

著者プロフィール

大窪 一志  (オオクボ カズシ)  (著/文

1946年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。編集者を経て著述業。 『アナキズムの再生』(にんげん出版)、『「新しい中世」の始まりと日本―融解する近代と日本の再発見』(花伝社)、『素描・1960年代』〔共著〕『アナ・ボル論争』〔編著〕ホロウェイ『権力を取らずに世界を変える』〔共訳〕ランダウアー『レボルツィオーン―再生の歴史哲学』〔訳〕ランダウアー『懐疑と神秘思想――再生の世界認識』〔訳〕クロポトキン『相互扶助再論』〔訳〕(以上、同時代社)などの著書・訳書がある。
Twitter https://twitter.com/neuemittelalter
ブログ「単独者通信」
http://neuemittelalter.blog.fc2.com/

上記内容は本書刊行時のものです。