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南島探検 安間繁樹(著) - あっぷる出版社
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南島探検 西表島の沢を歩きつくす

A5判
縦210mm 横148mm 厚さ23mm
重さ 340g
352ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-87177-354-6
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年11月15日
書店発売日
登録日
2020年10月9日
最終更新日
2020年11月6日
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紹介

八重山の秘境、西表島。
千を超える滝と無数の沢を持つ森。
滝を登り沢から沢へ、分水嶺を越えて滝を降りる。
立ち入る人もいない島の最奥地をゆく、西表島単独遡行記。
沢の一覧、遡行図等の資料も収録。

目次

まえがき
第1章 東海岸
前良川(マイラ川)
西船着川(ニシフナツキ川)
相良川(アイラ川)
深里川(フカリ川)
スタダレー沢
セイゾウガーラ
ナームレー沢

第2章 北海岸
大見謝川(オオミジャ川)
ヒナイ川(髭川・ピナイ川)
マーレー川
ゲーダ川(慶田川)
西田川(ニシダ川・ニシンダ川)
由珍川(ユチン川・ユツン川)
ホーラ川
ナダラ川
クーラ川

第3章 西海岸
板敷第一支流(イタジキ第一支流)
板敷第二支流(イタジキ第二支流)
前原川(マエハル川・メバル川)
アダナテ川(ヌバン川・二番川)
宇多良川(ウタラ川)
御座岳北沢(ゴザ岳北沢)
カーシク川
トゥドゥルシ川(イチバン川・一番川)
アラバラ川

第4章 崎山半島
ナータ道(船浮~ウダラ浜)
ピーミチ川(ピーシチ川・ミズウチ川・水落川)
アミータ川
クイチ道(ウダラ浜~鹿川)
ウハラシュク川
ウボ川
ウサラ道(ウダラ川~崎山湾)

ルートと行動記録
参考文献

前書きなど

西表島の山は、難易度からすれば決して恐れる場所ではない。最高峰の古見岳でさえ標高四七〇メートル、東京都心から近い高尾山にも及ばない。一〇〇〇を超す滝があるが、いずれも脇を迂回できる。他府県の山と違って、どんな崖でもたいてい木が密生しているからだ。また、終日水の中を歩いても、真冬に野宿をして寒い思いをしたとしても、凍傷になったり、凍死するようなことはない。「海を渡って行く」ということで、ちょっとした遠征気分になれるし、自然の水が豊富で、しかも、どこの沢でも安心して生水を飲むことができる。深い森で、南方系の生き物たちとの出会いもある。そのあたりが西表島の魅力だろう。

版元から一言

1960年代に初めて西表島に入り、イリオモテヤマネコの直接観察を続けてきた動物生態学者による探検記です。単に沢登り、登山の記録というだけではありません。長年、西表島に関わり、島の歴史、人、動植物や生態に詳しい著者だからこそ書ける、貴重な記録となります。

著者プロフィール

安間繁樹  (ヤスマシゲキ)  (

1944年中国内蒙古生まれ。清水東高校卒業後、早稲田大学教育学部理学科を経て東京大学大学院農学研究科哺乳動物生態学専攻。農学博士。世界自然保護連合種保存委員会(IUCN・SSC)ネコ専門家グループ委員。熱帯野鼠対策委員会常任委員。公益法人平岡環境科学研究所監事。日本山岳会会員。市川市民文化ユネスコ賞受賞(2004年)。秩父宮記念山岳賞受賞(2019年)。
1960年代、イリオモテヤマネコの生態観察のため西表島に入る。その後、JICA専門家として十数年にわたりボルネオ島に滞在し、動物調査研究と若手研究者の育成に携わる。現在も琉球列島とボルネオ島に通い、島の自然と人々の営みを記録し続けている。

上記内容は本書刊行時のものです。