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古墳時代後期倭鏡考 雄略朝から継体朝の鏡生産 加藤 一郎(著/文) - 六一書房
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古墳時代後期倭鏡考 雄略朝から継体朝の鏡生産

発行:六一書房
B5判
178ページ
定価 3,500円+税
ISBN
9784864451239
Cコード
C3021
専門 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年5月30日
書店発売日
登録日
2020年5月21日
最終更新日
2020年5月21日
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紹介

古墳時代の日本列島でつくられた鏡(倭鏡)のうち、古墳時代後期(雄略朝から継体朝)に生産されたものを総合的に考察した。その方法の特徴は、多くの資料の観察・実測にもとづいて、鏡にあらわされた図像と断面形状に関する型式学的な検討をおこなった点にある。このような地道な作業を踏まえて、編年・生産体制・分布などについて考究し、中国鏡である同型鏡群との関係や古墳時代前期から継続していた倭鏡生産の終焉など、雄略朝から継体朝における倭鏡の史的重要性を論じた。

目次

序 章 目的と方法
 第1 節 目的
 第2 節 方法
 第3 節 前提
 第4 節 構成
第1 章 先行研究
 第1 節 倭鏡研究における後期倭鏡
 第2 節 後期倭鏡に関する先行研究
 第3 節 同型鏡群と後期倭鏡の関係
 第4 節 小結
第2 章 旋回式獣像鏡系の研究
 第1 節 既往の研究
 第2 節 型式分類と編年
 第3 節 考察
第3 章 乳脚紋鏡系の研究
 第1 節 既往の研究と課題
 第2 節 乳脚紋鏡系の分析
 第3 節 乳脚紋鏡系の製作時期
 第4 節 各小系列における主紋様の祖型
 第5 節 他系列の鏡や他の青銅製品との関係
第4 章 交互式神獣鏡系の研究
 第1 節 既往の研究と課題
 第2 節 交互式神獣鏡系の分析
 第3 節 各小系列の併行関係と製作時期
 第4 節 考察
第5 章 その他の後期倭鏡の系列
 第1 節 後期型神獣鏡I 系
 第2 節 連弧紋鏡髭紋系
 第3 節 珠紋鏡充塡系
 第4 節 同向式神獣鏡B系
第6 章 後期倭鏡における諸系列の併行関係と段階設定
 第1 節 諸系列の併行関係と段階設定
 第2 節 共通する紋様や形状による併行関係の検証
 第3 節 後期倭鏡生産における画期
第7 章 後期倭鏡の生産体制
 第1 節 前期古墳鏡との関係
 第2 節 同一紋様鏡と連作鏡
第8 章 後期倭鏡の授受・分布
 第1 節 後期倭鏡の生産と授受方法
 第2 節 後期倭鏡の分布
 第3 節 群馬県における後期倭鏡副葬の様相
終 章 後期倭鏡の特質と意義
 第1 節 後期倭鏡生産の開始
 第2 節 後期倭鏡生産の終焉
 第3 節 模倣のありかたからみた後期倭鏡の特質

著者プロフィール

加藤 一郎  (カトウ イチロウ)  (著/文

著者略歴
1976年 埼玉県生まれ
1995年 早稲田大学第一文学部入学
1997年 同志社大学文学部に留学
1999年 早稲田大学第一文学部考古学専修卒業
2001年 早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻修士課程修了
2004年 早稲田大学大学院文学研究科考古学専攻博士後期課程単位取得退学
2004年 宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査室
2019年 博士(文学):早稲田大学
現 在 宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査室主任研究官
専門分野
古墳時代(埴輪,倭鏡など),近世から明治・大正期の絵図・文書にみられる文化財
主要論文
「後期倭鏡と三角縁神獣鏡」『日本考古学』第42号 2015年
「大槻磐溪旧蔵三角縁神獣鏡の来歴と近世における古鏡の保有・流通・研究」『考古学雑誌』第101巻第1号 2018年など

上記内容は本書刊行時のものです。