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驟雨 廉想渉(著/文) - 書肆侃侃房
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韓国文学の源流シリーズ

驟雨

発行:書肆侃侃房
四六判
432ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-86385-368-3
Cコード
C0097
一般 単行本 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年6月7日
最終更新日
2019年8月22日
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紹介

南北に分断された朝鮮半島で1950年6月25日、北が南に攻め入り、一時的にソウルが陥落。
戦争に振り回されながらもしぶとく生きる人々の実態を描いた本作品は
時代を超えて、今も生々しく、新鮮だ。

ある日突然戦争が始まった。ソウルが陥落。砲弾に追われ、
行き場を失った人々は逃げ惑う。
夫が北に去ったあと、社長秘書とは名ばかりの愛人として生きるスンジェと、婚約まで考えた彼女がいるヨンシクの道ならぬ恋の行方は……。
戦争によって運命を狂わされていく人々の姿を描く韓国の文豪廉想渉の長編小説。

目次

絶壁
宿命の朝
真空の炸裂
銃声に目覚めた心
反感
攻勢
移動戦線
潜伏
混乱
捜索
逃避行の一日
災難
出発の前
待望の中秋節
拉致
天を衝く火柱
解放の足跡
奇跡
彷徨の三叉路
再び出で立つ流浪の道

「驟雨」解説

著者プロフィール

廉想渉  (ヨムサンソプ)  (著/文

1897年、ソウル生まれ。1912~1919年、日本に留学し京都府立二中を経て慶応義塾の大学部文科予科を中退した。東亜日報記者となり、帰国。1920年に創刊された文芸同人誌『廃墟』の中心人物。1921年、短編「標本室の青蛙」で実質デビューし、中編「万歳前」(1924年)で地歩を固める。1926~1928年には再来日した。その後、作品を量産し、その代表作が長編「三代」(1931年) である。1936年に旧満洲の新京(長春)に渡り、当地の朝鮮語新聞『満鮮日報』の主筆を務めた。1946年、ソウルに戻り、活発な創作活動を再開、1963年に没するまでの約15年間に代表作「驟雨」(1952~1953年)をはじめ長編10余篇、短編100余篇を残した。1954年、芸術院会員。号・横歩(フェンボ)。

白川豊  (シラカワユタカ)  (翻訳

1950年、香川県生まれ。1975年、東京大学文学部卒業。1985年、東国大学校(韓国)大学院国語国文学科博士課程修了。九州大学文学部助手などを経て、1994年から九州産業大学国際文化学部教授(朝鮮近現代文学など担当)。著書に『植民地期朝鮮の作家と日本』(大学教育出版、1995年)、『朝鮮近代の知日派作家、苦闘の軌跡』(勉誠出版、2008年)『張赫宙研究』(東国大学校出版部、2010年)、訳書に『三代』(平凡社、2012年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。