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福島復興学Ⅱ 山川 充夫(著/文 | 編集) - 八朔社
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9784860140991

福島復興学Ⅱ 原発事故後10年を問う

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発行:八朔社
A5判
488ページ
上製
価格 4,800円+税
ISBN
978-4-86014-099-1   COPY
ISBN 13
9784860140991   COPY
ISBN 10h
4-86014-099-0   COPY
ISBN 10
4860140990   COPY
出版者記号
86014   COPY
Cコード
C3030  
3:専門 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月25日
書店発売日
登録日
2021年2月22日
最終更新日
2021年3月30日
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目次

第1章 ふくしま復興グランドデザイン再考
第2章 原発問題をとらえる制度的視角
第3章 被災者の生活再建と被災地のコミュニティ再生
第4章 被災地の産業再生と雇用創出
第5章 震災アーカイブスと防災・減災まちづくり

前書きなど

 第1章は本書の総論です。ここでは原発被災地復興の道筋をたどりながら,
グランドデザイン再考にかかわる生活再建,生業再開,帰還促進の効果,
ふるさとの再生の4つの問題について,「もうひとつのふくしまの復興」を
模索しています。

 第2章は国家予算制約,原子力賠償制度,エネルギー政策,原発立地基盤の
4つの制度的視角から,主として国家レベルでの政策の在り方を強く意識して
原発災害問題に接近しています。

 第3章は原発被災者の生活再建と被災地のコミュニティ再生にかかわる
人間復興・地域復興を論じています。ここでは多様な立場を超えた議論や家族の
経験・生活史の記録の先に,ひとり一人の生活復興と地域再生に向けた復興を
展望しています。復興すべき「ふるさと」とは何なのか,それの基盤となるコ
ミュニティを住民とともにどのように創り上げていくかが問われています。

 第4章は避難者が戻れる経済保証としての産業再生と雇用創出です。
双葉地域の未来図の一面は,チェルノブイリ原発廃炉作業の町であるウクライナ・
スラブチチ市の状況でみることができます。今なお避難指示区域を抱える
相双地域は極端に歪んで自律性のない産業経済構造にとどまり,避難指示解除
された被災地域で生業が自律性をもって再生されるかは未定です。そのため
福島イノベーション・コースト構想で整備された福島ロボットテストフィールド
には地元産業との切り結びが,またモビリティ・イノベーションには地域復興力の
創造が,それぞれ期待されていますが,まだ評価できるまでには至っていません。

 第5章では震災アーカイブスと防災・減災まちづくりが論じられます。
東日本大震災は地震・津波・放射能汚染といった異なる原因で災害が発生したにも
関わらず,被災者・被災地としては「複合災害」として一括されるため,その
収集・保存・活用にあたっては様々な困難が生しています。それは記憶の継承や
当事者(被災者)とは何かといったことにも関わってきますし,それらは
防災教育やより良い復興を進めるにあたっても埒外ではありません。
  (「はじめに」より)

著者プロフィール

山川 充夫  (ヤマカワ ミツオ)  (著/文 | 編集

東京大学大学院理学研究科地理学専門課程博士課程退学,東京都立大学助手,福島
大学経済学部教授,同理事・副学長,同FURE センター長,帝京大学経済学部教授
を経て,現在,福島大学名誉/ 客員教授,博士(学術・東京大学),日本学術会議連
携会員,日本地域経済学会長。
 専門:経済地理学・地域経済学・震災復興学。

初澤 敏生  (ハツザワ トシオ)  (著/文 | 編集

立正大学大学院文学研究科博士課程中退,現在,福島大学人間発達文化学類教授。
博士(地理学)。
 専門:経済地理学・社会科教育学。

上記内容は本書刊行時のものです。