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人間発達とライフサイクル 辛島 千恵子(著/文) - 理工図書
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メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ

人間発達とライフサイクル

発行:理工図書
B5判
340ページ
定価 4,300円+税
ISBN
9784844608882
Cコード
C3347
専門 全集・双書 医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年1月18日
書店発売日
登録日
2019年11月21日
最終更新日
2020年1月15日
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紹介

本書は、総論と各論から成り、総論では、人間発達をライフサイクルとして捉えて概観できるよう構成し、人間の発達をイメージしやすいようにカラー刷りのイラストを随所にとり入れている。人間発達の概要を「総論」で確認し、各論Ⅰではさらにライフステージごとで詳細を深められるようにしている。総論または各論Ⅰからの学びが各論Ⅱでは、PT、OTの評価学の根拠となり、各論Ⅲでは治療学の根拠であることを示せるような構成となっている。また、「脳機能の発達と人間発達」の章を設け本書の教科書としての新規性を高めている。

目次

目 次

総論
第1章  人間発達とライフサイクル   
1 人間発達とライフサイクル
2 発達の定義
3 発達におけるいつくかの原則
4 発達の方向性と順序性
 4.1 発達の方向性
 4.2 発達の順序性
 4.3 発達の連続性と非連続性
 4.4 発達の敏感期
 4.5 発達の分化と統合
 4.6 発達速度の多様性
 4.7 発達の相互作用
第2章  脳機能の発達と人間発達             
1 はじめに
2 脳の発達
 2.1 脳の構造や機能
 2.2 発達に伴う脳の変化
 2.3 神経発達の臨界期
3 脳の障害
 3.1 発達の問題・障害と脳の形態・機能の違い
 3.2 おわりに
第3章 心身機能・身体構造の発達   
1 身体・生理機能の発達
 1.1 身体機能の発達
 1.2 生理機能の発達
2 運動機能の発達
 2.1 姿勢調整と移動運動の発達
 2.2 姿勢調整
 2.3 姿勢調整と行為
 2.4 手の機能の発達
 2.5 仰臥位からの玩具の把握
 2.6 腹臥位・手支持からの玩具の把握
 2.7 座位における玩具や物の操作
 2.8 就学前までの運動機能の発達
3 認知、心理機能の発達
 3.1 認知・心理機能の発達
4 感覚統合機能の発達
 4.1 はじめに
 4.2 感覚統合とは
 4.3 感覚統合の発達過程
 4.4 まとめ
5 パーソナリティの発達
 5.1 パーソナリティとは
 5.2 パーソナリティの構造
 5.3 フロイトの発達論 
 5.4 エリクソンのライフサイクル・モデル
6 言語機能の発達  
 6.1 言語とその役割
 6.2 障害がある子どもたちから学ぶ伝達手段としての象徴機能の意味
 6.3 コミュニケーションについて
 6.4 コミュニケーションの構造
第4章 活動参加の発達
1 あそびの発達
 1.1 はじめに
 1.2 分類からみた遊び
 1.3 遊びの発達
 1.4 遊びと集団
 1.5 遊びと作業療法
2 生活行為の発達
 2.1 はじめに 
 2.2 月齢に伴う生活機能の発達のプロセス
 2.3 生活や暮らしのなかでの関わり
3 社会性の発達と対人コミュニケーションの発達
 3.1 はじめに
 3.2 社会性の発達とコミュニケーション能力の発達
 3.3 人との相互作用とコミュニケーションの発達
 3.4 情動的コミュニケーションと感覚調整機能
 3.5 育児という作業と対人コミュニケーション

各論Ⅰ ライフステージと人間発達
第1章 胎児期と出産    
1 胎芽・胎児の発達過程
2 異常状態の発現時期
3 人工授精・体外受精・顕微授精
4 出生前診断と遺伝性・先天性疾患の診断
5 主な疾患と障害 
第2章 乳児期
1 乳児の生活
 1.1 生まれて1年間の子どもの生活
2 乳児期の心身機能・身体構造
 2.1 心身機能・生理機能
 2.2 運動機能
 2.3 認知・心理機能
 2.4 パーソナリティー
2.5 言語機能
3 活動参加
3.1 あそび(レクレーション)
3.2 生活行為
3.3 社会的役割(社会性の発達と対人コミュニケーション)
第3章 幼児期前期
1 幼児期前期の心身機能・身体構造
 1.1 心身機能・生理機能
 1.2 認知・心理機能
 1.3 パーソナリティ
 1.4 言語機能
2 活動参加
 2.1 あそび(レクリエーション)
 2.2 生活行為
 2.3 社会的役割
第4章 幼児期後期       
1 幼児期後期の心身機能・身体構造
 1.1 心身機能・生理機能
 1.2 認知・心理機能
 1.3 パーソナリティー
 1.4 言語機能
2 活動参加
 2.1 あそび(レクリエーション)
 2.2 仕事
 2.3 生活行為
 2.4 社会的役割
第5章 学童期             
1 学童期の心身機能・身体構造
 1.1 心身機能・生理機能
 1.2 認知・心理機能
 1.3 パーソナリティー
 1.4 言語機能
2 活動参加
 2.1 あそび(レクリエーション)
 2.2 仕事
 2.3 社会的役割
第6章 青年期
1 はじめに
2 青年期の心身機能・身体構造
 2.1 心身機能・生理機能
 2.2 認知・心理機能
 2.3 パーソナリティ
 2.4 言語機能
3 活動参加
 3.1 あそび(レクリエーション)
 3.2 仕事
 3.3 生活行為
 3.4 社会的役割
第7章 成人期前期    
1 はじめに
 1.1 エリクソンの発達理論における成人期前期以降の特徴
 1.2 成人期前期の発達課題
2 成人期前期の心身機能・身体構造
 2.1 心身機能・認知機能
3 活動参加
 3.1 結婚
 3.2 仕事
 3.3 子を授かり、育てること
第8章 成人期後期
1 成人期後期の発達課題
2 成人期後期の心身機能・身体構造
3 活動参加
 3.1 社会的役割
 3.2 仕事を教え、引き継ぐこと
 3.3 家族に訪れる変化
第9章 高齢期
1 はじめに
2 高齢期の心身機能・身体構造
 2.1 心身機能・生理機能
 2.2 認知機能
 2.3 精神心理機能
3 活動参加
 3.1 生活行為/226
 3.2 仕事
 3.3 余暇活動
 3.4 社会的役割

各論Ⅱ ライフサイクルと評価
第1章 理学療法評価・作業療法評価
1 はじめに
 1.1 「人間発達とライフサイクル」と生態学的視点
 1.2 「人間発達とライフサイクル」とICF
 1.3 「人間発達とライフサイクル」と評価の流れ
第2章 発達理論             
1 発達理論
 1.1 はじめに
 1.2 心理社会的発達理論
 1.3 認知的発達理論
 1.4 感覚・運動機能の発達理論
第3章 発達理論と発達評価  
1 はじめに
2 発達評価
 2.1 発達評価とは
 2.2 各種発達評価
3 エリクソンの発達段階と発達評価
 3.1 乳児期:0~12カ月
 3.2 幼児前期:1~3歳
 3.3 幼児後期:3~6歳
 3.4 学童期:6~11歳頃

各論Ⅲ ライフサイクルと治療、支援モデル
第1章 運動コントロールモデルと理学療法、作業療法
1 運動発達理論
 1.1 神経成熟理論
 1.2 ダイナミックシステムズ理論
 1.3 神経細胞集団選択理論
2 姿勢・運動コントロールと中枢神経系
 2.1 姿勢・運動コントロールと大脳
 2.2 姿勢・運動コントロールと脊髄
3 姿勢・運動コントロールを促すための理学療法4
 3.1 人間発達学の理学療法への応用
 3.2 立ち直り反応を用いた姿勢コントロールに対する理学療法
 3.3 ロボティクスを用いた運動コントロールに対する理学療法
4 運動コントロールモデルと作業療法
 4.1 生活の文脈における「ズボンをはく」「ボタンをかける」という行為 
 4.2 自分で食べるという行為
第2章 感覚統合モデルと作業療法
1 はじめに
2 感覚統合障害とは
 2.1 Ayresらによる感覚統合障害の分類
 2.2 Millerによる感覚処理障害
 2.3 Dunnの感覚処理モデル
 2.4 感覚統合障害の分類
3 感覚統合障害の評価
 3.1 感覚調整障害の評価
 3.2 感覚統合障害のスクリーニング検査
 3.3 感覚統合障害の評価
 3.4 他の評価
4 感覚統合療法
 4.1 適応反応
 4.2 ほどよい挑戦と内発的動機づけ
 4.3 Ayres Sensory Integration®
 4.4 感覚統合療法の効果/
5 感覚統合療法の実践、症例を通して
第3章 関係発達理論と作業療法
1 関係発達
2 間主観的アプローチ
 2.1 間主観的に感じるもの
 2.2 対象者とOTの間主観性
3 間主観的アプローチと作業療法
 3.1 重度ASDがある子ども(以下、対象児)の作業療法
 3.2 対象児が求める関係性の改善と間主観的アプローチ
第4章 環境と発達と理学療法、作業療法
1 運動の発達と認知の発達
 1.1 運動と認知の相互作用
 1.2 運動の発達が認知の発達に与える影響
 1.3 認知の発達が運動の発達に与える影響
2 環境を配慮した理学療法
 2.1 日常生活動作に対する環境を配慮した理学療法
 2.2 人とのコミュニケーションに対する環境を配慮した理学療法
3 生態学的モデルと作業療法
 3.1 脳性麻痺がある児童のクラスにおける支援
 3.2 発達障害がある児童の行動を理解する支援
索引

著者プロフィール

辛島 千恵子  (カラシマ チエコ)  (著/文

名古屋大学大学院医学系研究科 リハビリテーション療法学専攻 教授

上記内容は本書刊行時のものです。