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高齢者のモビリティ デイビット・W・エビー(著/文) - 京都大学学術出版会
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高齢者のモビリティ 運転可否判断から移動支援まで

A5判
縦210mm 横148mm 厚さ16mm
重さ 460g
330ページ
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-8140-0297-9
Cコード
C3065
専門 単行本 交通・通信
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年11月15日
書店発売日
登録日
2020年9月18日
最終更新日
2020年11月11日
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紹介

加齢に伴う運転技能の変化,服用薬の影響,運転可否判断とその評価,免許交付政策,自動運転と先端技術,道路交通デザイン,運転引退後の移動支援……。高齢者の運転をめぐる問題は多岐にわたる。またそこには多様な要因が関わることから,広範な専門分野の知見を踏まえた学際的な視点が必須である。本書は高齢者のモビリティに関わる12の主要テーマを詳細に分析し,現実的な解決策を提示。安全な交通社会への道筋を拓く必読書であり,巨大なソースブックである。

目次

編訳者序文
序文
翻訳版出版によせて

第1章 イントロダクション
人口動向
運転の動向
交通安全
モビリティニーズ

訳者コラム1  日本にはない助言機関,
メディカル・アドバイザリー・ボード

第2章 高齢者によく見られる機能低下と運転
イントロダクション
精神運動に関する諸能力
視覚に関する諸能力
認知に関する諸能力
まとめ

訳者コラム2 高齢運転者を対象とした国内調査の重要性

第3章 運転に必須な技能
イントロダクション
運転タスクの解析
運転者の技能と制御に関する階層的モデル
まとめ

第4章 健康状態と運転
イントロダクション
視覚
聴覚
心血管系
脳血管系疾患
神経系
代謝系疾患
呼吸器系
筋骨格系
精神障害
まとめ

第5章 薬物と運転
イントロダクション
高齢者における薬物使用の割合
薬物と安全運転
まとめ

第6章 スクリーニング
イントロダクション
運転者自らによるスクリーニング
家族によるスクリーニング
医師によるスクリーニング
他の医療従事者によるスクリーニング
運転免許交付機関でのスクリーニング
まとめ

第7章 アセスメント
イントロダクション
臨床的評価
路上運転評価
評価後の助言
運転者評価チーム
まとめ

第8章 免許交付,法律,そして政策の問題
イントロダクション
運転免許の更新
医師による,事故リスクのある運転者の通報
免許交付の政策を強化する取り組み
安全なモビリティを実現する体系的な取り組みの中で
その役割を担う運転免許交付機関
まとめ

第9章 教育とリハビリテーション
イントロダクション
教育
リハビリテーション
まとめ

第10章 自動車と先進技術
イントロダクション
自動車設計
自動車の改造
先進技術
まとめ

第11章 道路デザイン
イントロダクション
交通制御装置
交差点
歩行者
道路工事区域
有望な手段
まとめ

訳者コラム3 高齢歩行者が安心して通行・横断できる交通環境

第12章 運転からの引退
イントロダクション
自動車運転を中止する理由
運転中止のプロセス
運転方法を自主的に変える高齢運転者
運転しない生活にスムーズに移行していくために
まとめ

第13章 地域内の他の移動手段
イントロダクション
既存の地域内の移動手段
高齢者にとってやさしい地域内の移動手段を増やす
移動サービスの組織化と連携
まとめ

付録 運転評価ツール
イントロダクション
知覚評価ツール
認知評価ツール
精神運動評価ツール

参考文献
索引
著者紹介
訳者紹介

著者プロフィール

堀川 悦夫  (ホリカワ エツオ)  (編集 | 翻訳

東北大学医療技術短期大学部助教授として勤務する中,東北大学医学部老年内科もの忘れ外来で神経心理学的検査等を担当。その後,文科省在外研究員及びミシガン大学客員研究員として認知症,易転倒性,自動車運転等の研究を行う。帰国後,東北大学医学部助教授を経て,2004年佐賀大学医学部認知神経心理学分野教授として赴任した後,同附属病院動作解析・移動支援開発センター長として 3次元歩行解析と運転可否判断などの臨床研究データベース構築を行う。2017年から(公財)交通事故総合分析センター客員研究員,2019年から同特別研究員として交通事故ビッグデータ解析を行う。2020年 4月から福岡国際医療福祉大学医療学部教授,併せて佐賀大学医学部脳神経内科客員研究員として臨床研究に従事している。現在,複数の病院で,もの忘れ外来や運転可否判断,運転リハビリテーションを担当している。博士(医学),公認心理師,臨床心理士,DRS(ADED:米国運転リハビリテーション協会基礎資格),10代後半から 20代前半にかけて長距離トラック運転手経験を有する。

峯 とも子  (ミネ トモコ)  (編集 | 翻訳

佐賀大学医学部脳神経内科堀川研究室技術補佐員。幼稚園から小学校 6年生までの 7年間をアメリカとシンガポールで過ごし,大学卒業後は企業で海外と関わる業務に従事。堀川研究室で勤務する傍ら,公益財団法人佐賀県国際交流協会の医療通訳サポーターとして,佐賀在住外国人と医療従事者のコミュニケーションを円滑にするボランティア活動にも関わっている。国際臨床医学会(ICM)認定医療通訳士。

上記内容は本書刊行時のものです。