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四六判
296ページ
並製
価格
1,200円+税
- ISBN
- 978-4-7744-0657-2
- Cコード
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C0036
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一般 単行本 社会
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年7月
- 書店発売日
- 2018年7月10日
- 登録日
- 2018年6月15日
- 最終更新日
- 2018年9月18日
紹介
伝説のドキュメンタリー映画は、本書によって最強伝説になる!
映画『ゆきゆきて、神軍』主人公・奥崎謙三の行動は狂気によるものか、それとも神意か。
「殺人の場面」の撮影を強要するなど、普通人のものさしでは計りがたいスケールで、自らを演出する奥崎と、ドキュメンタリー映画作家の壮絶な戦いが読者のキモをつぶす。本書は、原一男監督の出世作「ゆきゆきて、神軍」の製作秘話である。採録シナリオ一挙収載。
原一男による書下ろし「老テロリスト その哀しき性」により、奥崎謙三の人間像がさらに浮かび上がる。
※本書は、『ドキュメント ゆきゆきて、神軍』(現代教養文庫、1994年)の増補版です。
目次
増補版のための〈まえがき〉
『ゆきゆきて、神軍』製作ノート 原一男
PART1―国内篇
PART2―ニューギニア篇
採録シナリオ『ゆきゆきて、神軍』 シナリオ採録・小林佐智子
対談◉なぜ戦争にこだわり続けるのか 井出孫六・原一男
神戸の女神・奥崎謙三の妻シズミ 小林佐智子
老テロリストの―その哀しき性― 原一男
文庫版のための〈あとがき〉 原一男
増補版のための〈あとがき〉 原一男
上記内容は本書刊行時のものです。