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なぜ学ぶのか 板倉聖宣(著) - 仮説社
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なぜ学ぶのか 科学者からの手紙

発行:仮説社
四六判
112ページ
仮フランス
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-7735-0302-9
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年6月23日
書店発売日
登録日
2020年5月22日
最終更新日
2020年7月9日
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紹介

「なぜ学ぶのか」「本当に学びがいのある知識とは」「これからの社会をどう生きていけばいいのか」……科学者であり教育者でもある著者から,これからの未来を生きる人たちに贈るメッセージ。

目次

なぜ学ぶのか
未来を切り開く力
百聞は一見に如かず?
死んだらどうなるか
予想と討論と実験と
たのしく学び続けるために
「科学者とあたま」をめぐって
寺田寅彦「科学者とあたま」

前書きなど

 「なぜ学ぶのか」……じつは私もよくわからないのです。そりゃあ、一般的にいって「かしこくなるために学ぶのさ」などといえばいいのだったら、私にだっていえます。しかし、「どうしてこんなことを学ばなければならないのか」っていうようなことになると、まるでわからないことが多すぎるのです。それで私は、いつのまにかその「なぜこんなことを学ぶのか」をわかろうとして研究する(学ぶ)ようになってしまいました。おかしな話かもしれません。
 もっとも、私にだって、それをなぜ学ぶのかわかることもあります。わかったときはとてもうれしいのです。それで勉強にとても身がはいるようになり、新しい学問の世界がひらけてくるのです。ときたまでもそんなことがあるものだから、やみつきになったというのでしょうか。そんなわけでいつのまにか「なぜ学ぶのか」を研究するのが私の仕事の一つのようにさえなってしまいました。
 もちろん、いま中学生であるあなたたちとくらべたら、そりゃあ私の方が知っていることがたくさんあるでしょう。わからないことだらけの私でも、少しはお役に立つこともあるというものです。そこで、私がわかったこと、わからないでいまわかろうとしていることなどを、考え考えお話しすることにしたいと思います。

版元から一言

仮説実験授業の提唱者であり,科学者・教育者の故・板倉聖宣氏が,特に若い人たちに向けて書いた文章を厳選して収録。「なぜ学ぶのか」「これからの社会をどう生きていけばいいのか」といった,中学生・高校生といった若い人たちだけでなく,親御さんや教育に関わる方々にもぜひ読んでいただきたい内容が収められています。

著者プロフィール

板倉聖宣  (イタクラキヨノブ)  (

1930年 東京の下町(現・台東区東上野)に生まれる。
1951年 学生時代に自然弁証法研究会を組織。機関誌『科学と方法』を創刊。
1958年 物理学の歴史の研究によって理学博士となる。
1959年 国立教育研究所(現・国立教育政策研究所)に勤務。
1963年 仮説実験授業を提唱。仮説実験授業研究会代表(~2018)。
1973年 月刊『ひと』(太郎次郎社)を遠山啓らと創刊。
1983年 月刊『たのしい授業』(仮説社)を創刊。2018年まで編集代表。
1995年 国立教育研究所を定年退職(名誉所員)。私立板倉研究室を設立。サイエンスシアター運動を提唱・実施。その後「科学の碑』の建設なども。
2013~16年度 科学史学会会長。
2018年 2月7日 逝去。
著書 科学史・教育史の専門書の他,仮説実験授業を中心とする科学教育・社会の科学,特に歴史教育,科学啓蒙書,科学読み物,絵本など,広い範囲にわたって多数。たとえば,『原子論の歴史』『模倣の時代』『増補 日本理科教育史』『仮説実験授業』『未来の科学教育』『科学的とはどういうことか』『歴史の見方考え方』『もしも原子がみえたなら(絵本)』(以上,仮説社),『日本史再発見』(朝日新聞),『ぼくらはガリレオ』(岩波書店)等々。

上記内容は本書刊行時のものです。