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教育AIが変える21世紀の学び ウェイン・ホルムス(著) - 北大路書房
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教育AIが変える21世紀の学び 指導と学習の新たなかたち
原書: Artificial Intelligence in Education: Promises and Implications for Teaching and Learning

発行:北大路書房
A5判
272ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-7628-3133-1
Cコード
C1037
教養 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年11月20日
書店発売日
登録日
2020年9月8日
最終更新日
2020年11月13日
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書評掲載情報

2020-12-07 教育家庭新聞  第2182号

紹介

人工知能の発展は教育にどのような影響をもたらすのか。第1部では生徒が「何を」学ぶべきかという視点から,「コア概念」の重要性を提案。第2部では「どのように」教えるのかという視点で教育AIの多様な活用例を紹介し,今後の可能性や倫理的問題も詳しく論じる。新学習指導要領がめざす方向性を理解するのにも最適。

【本書の主な目次】
●第1部 生徒は何を学ぶべきか?:AIがカリキュラムに与える影響
1 教育の目的
2 基礎となる知識:生徒は何を学ぶ必要があるか?
3 コア概念の概要
4 必須のコンテンツの概要
5 意味づけとAIアルゴリズムの影響
6 コア概念
7 必須のコンテンツ
8 どのコンテンツを追加すべきか
9 どのコンテンツを削除すべきか
10 実際上の考慮事項
11 結論
●第2部 どのように?:指導と学習にAIがもたらす可能性と影響
1 教育におけるAI
2 AIの背景
3 AIの技術と用語
4 AIは教育でどのように機能するか
― 教育におけるAIの活用 ―
5 知的学習支援システム
6 対話型学習支援システム
7 探索型学習環境
8 自動ライティング評価
9 他にどのようなAIEDがあるのか?
10 他にできることは何か?
11 教育におけるAI:暫定的なまとめ

目次

目次
編訳者はしがき
"Artificial Intelligence in Education(教育AIが変える21世紀の学び)"への賛辞
謝辞
はじめに―背景

第1部 生徒は何を学ぶべきか?:AIがカリキュラムに与える影響
1 教育の目的
2 基礎となる知識:生徒は何を学ぶ必要があるか?
3 コア概念の概要
4 必須のコンテンツの概要
5 意味づけとAIアルゴリズムの影響
 5.1雇用可能性
 5.2拡張知能
 5.3教育への示唆と生徒が学ぶべきこと
 5.4 意味の重要性
 5.5 直観
 5.6 有意義さ:知識を動員する
 5.7 概念の道具箱をつくる
 5.8 転移:学習した知識を新しい状況で使う
 5.9 意味の領域
 5.10 問題のある知識
 5.11 最適化
6 コア概念
 6.1 最も重要なことは何か?
 6.2 「知っている」と「できる」
 6.3 重要な知識枠組み
 6.4 ツールとしての概念指標
 6.5 構造のレベル
 6.6 概念によるコンテンツの体系化
 6.7 コンテンツの構造
7 必須のコンテンツ
 7.1 何でも検索できるなら,なぜ何でも学ぶのか?
 7.2 ダニング=クルーガー効果を避ける
 7.3 日常生活で使うスピード,流暢さ,自動性
 7.4 社会的に共有された背景知識
 7.5 より複雑な概念に必要である
 7.6 コア概念の基質となるコンテンツ
 7.7 コンピテンシーの基質となる知識
 7.8 現代的な知識
8 どのコンテンツを追加すべきか
 8.1 テクノロジーとエンジニアリング
 8.2 メディア
 8.3 企業家精神とビジネス
 8.4 個人ファイナンス
 8.5 ウェルネス
 8.6 社会科学
9 どのコンテンツを削除すべきか
 9.1 学問分野によらない構造
 9.2 カリキュラムの設計に学際的テーマを組み込む
 9.3 学問分野の変化
10 実際上の考慮事項
 10.1 意思決定
11 結論

第2部 どのように?:指導と学習にAIがもたらす可能性と影響
1 教育におけるAI
2 AIの背景
3 AIの技術と用語
 3.1 アルゴリズム
 3.2 機械学習
 3.3 教師あり学習
 3.4 教師なし学習
 3.5 強化学習
 3.6 人工ニューラルネットワーク
4 AIは教育でどのように機能するか
 4.1 教育におけるAIの歴史
 4.2 適応学習
 4.3 コンピュータ支援教育
 4.4 AIとCAI
― 教育におけるAIの活用 ―
5 知的学習支援システム
 5.1 領域モデル
 5.2 指導モデル
 5.3 学習者モデル
5.4 典型的なITSのアーキテクチャ
 5.5 ITSの効果を評価する
 5.6 Mathia
 5.7 Assistments
 5.8 alta
 5.9 さらなる例
6 対話型学習支援システム
 6.1 CIRCSIM
 6.2 Auto Tutor
 6.3 Watson Tutor
7 探索型学習環境
 7.1 Fractions Lab
7.2 Betty’s Brain
7.3 Crystal Island
7.4 ECHOES
7.5 まとめ
8 自動ライティング評価
8.1 PEG
8.2 Intelligent Essay Assessor
8.3 WriteToLearn
8.4 e-Rater
8.5 Revision Assistant
8.6 OpenEssayist
8.7 AIによる採点
9 他にどのようなAIEDがあるのか?
9.1 ITSプラス:ALT School,ALP,Lumilo
9.2 言語学習:BabbelとDuolingo
9.3 チャットボット:Ada とFreudbot
9.4拡張現実と仮想現実
9.5 学習ネットワーク編成器:Third Space Learning とSmart Learning Partner
10 他にできることは何か?
10.1 協働学習
10.2 生徒フォーラムのモニタリング
10.3 継続的な評価
10.4 AIによる学習コンパニオン
10.5 AIティーチングアシスタント
10.6 学習科学を発展させる研究ツールとしてのAIED
11 教育におけるAI:暫定的なまとめ
12 教育におけるAIの社会的影響
12.1 AIEDテクノロジーが教室に与える影響
12.2 AIEDの倫理
補足1
A1-1 トピックと概念のつながり
A1-2 コンテンツの進化
A1-3 分野横断的なテーマ
補足2
A2-1 AIとは何か?
A2-2 今日のAI
A2-3 AIの技術
A2-4 AIの技術と専門用語

CCRについて
 教育のスタンダードを再設計する 
当センターの基本理念
「何を」にフォーカスする 
当センターの業務
著者について
付論:人工知能と教育人材の養成
 はじめに
 なぜ教育人材の育成なのか 
 教育人材育成のストラテジー
 教育人材は「生身の人間」である必要があるのか

索引

版元から一言

【訳者・執筆者一覧(所属等は書籍発刊当時)】

関口 貴裕 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科 教授 編訳者,補足1

細川 太輔 東京学芸大学大学院教育実践創成講座 准教授 はじめに,第1部1~4
犬塚 美輪 東京学芸大学教育学部教育心理学講座 准教授 第1部5
中野 幸夫 東京学芸大学教育学部広域自然科学講座 准教授 第1部6~7
萬羽 郁子 東京学芸大学教育学部生活科学講座 准教授 第1部8~11
遠藤 太一郎 東京学芸大学大学院教育学研究科 准教授/株式会社エクサウィザーズ AI技術統括 第2部1~3
森本 康彦 東京学芸大学ICTセンター 教授 第2部4,第2部8
佐藤 耕平 東京学芸大学教育学部健康・スポーツ科学講座 准教授 第2部5
加藤 直樹 東京学芸大学ICTセンター 准教授 第2部6~7
櫨山 淳雄 東京学芸大学教育学部技術・情報科学講座 教授 第2部9
奥村 基生 東京学芸大学教育学部健康・スポーツ科学講座 准教授 第2部10
小宮山 利恵子 東京学芸大学大学院教育学研究科 准教授/スタディサプリ教育AI研究所 所長 第2部11~12
栗原 恒弥 東京学芸大学大学院教育学研究科 教授/株式会社日立製作所 補足2 A2-1,A2-2
新海 宏成 東京学芸大学教育学部健康・スポーツ科学講座 准教授 補足2 A2-3,A2-4

松田 恵示 東京学芸大学 理事・副学長/健康・スポーツ科学講座 教授 付論

著者プロフィール

ウェイン・ホルムス  (ホルムス ウェイン)  (

ウェイン・ホルムス(Wayne Holmes)は,オープン大学教育工学研究所(イギリス)の「学習科学とイノベーション」プログラムの助教である。また,サンパウロ大学とアラゴアス連邦大学(ブラジル)の客員准教授,北京師範大学未来教育先端イノベーションセンター(中国)の客員研究員,人工知能のための議員連盟・教育タスクフォース(イギリス)のメンバー,そしてCCR のコンサルタント研究員を務めている。ウェインは,オックスフォード大学の「学習とテクノロジー」プログラムの博士号,教育学(オックスフォード大学)と哲学の修士号を取得している。また,教育における人工知能に関する2 つの報告書「知能の解放:教育と人工知能に関する議論」(Intelligence Unleashed:An Argument for Artificial Intelligence in Education) と「テクノロジーが強化したパーソナライズ学習:証拠をひもとく」(Technology-EnhancedPersonalised Learning: Untangling the Evidence)の共著者でもあり,2018 年のAIED 国際会議において,初のAIED の倫理に関するワークショップ「AIEDの倫理:気にするのは誰か」(Ethics in AIED:Who Cares)を率いた人物でもある。

マヤ・ビアリック  (ビアリック マヤ)  (

マヤ・ビアリック(Maya Bialik)はCCR のリサーチマネージャであり,『21世紀の学習者と教育の4 つの次元』(Four-Dimensional Education)の共著者でもある。彼女は,個人レベルおよび政策レベルで,科学の適切な解釈と応用に力を注いでいる。マヤはハーバード大学で「心・脳・教育」プログラムの修士号を取得しており,また,複雑系,教育,環境科学,心理学,神経科学,言語学に関する研究と執筆の経歴をもつ。

チャールズ・ファデル  (ファデル チャールズ)  (

チャールズ・ファデル(Charles Fadel)は,教育に関する世界的な思想的リーダーであり,作家,未来学者,発明家でもある。彼はまた,カリキュラム・リデザインセンターの創設者兼代表,ハーバード大学大学院教育学研究科の客員研究員,オリン工科大学学長評議会のメンバー,BIAC / OECD 教育委員会委員長であり,『21 世紀の学習者と教育の4 つの次元』(18 言語に訳された枠組み)や,ベストセラー『21 世紀型スキル』(21st Century Skills)の共著者,ヘルベチカ・エデュカチオ財団(ジュネーブ,スイス)の 創立者兼会長,コンファレンス・ボードの上級研究員でもある。
チャールズは30 か国以上の教育システムや教育機関と仕事をしている。初期のAI スタートアップ企業であるニューロダインをはじめ,工学分野でも25年の経験をもっている。また,シスコシステムズのグローバルエデュケーション・リーダー,マサチューセッツ工科大学実験的学習グループ(ESG)とペンシルベニア大学ウォートン校最高教育責任者(CLO)プログラムの客員研究員,ビーコン・エンジェルスのエンジェル投資家などを歴任してきた。チャールズはまた,電気工学の理学士(BSEE)および経営学修士(MBA)を取得しており,特許も7 つもっている。全略歴は以下のWeb ページを参照。
http://curriculumredesign.org/about/team/#charles

関口 貴裕  (セキグチ タカヒロ)  (編訳者

1971年 群馬県に生まれる
2000年 大阪大学大学院人間科学研究科 博士後期課程 修了
現在 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科 教授 博士(人間科学)
主著
・ふと浮かぶ記憶と思考の心理学-無意図的な心的活動の基礎と臨床(共編著),北大路書房, 2014年
・21世紀の学習者と教育の4つの次元:知識,スキル,人間性,そしてメタ学習(共編訳),北大路書房,2016年
・学校教育ではぐくむ資質・能力を評価する(共編著),図書文化社,2019年

上記内容は本書刊行時のものです。