版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
発達障害者の当事者活動・自助グループの「いま」と「これから」 高森明(著/文 | 編集) - 金子書房
..

発達障害者の当事者活動・自助グループの「いま」と「これから」

発行:金子書房
A5判
160ページ
定価 2,100円+税
ISBN
9784760832804
Cコード
C3011
専門 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年4月24日
書店発売日
登録日
2020年2月7日
最終更新日
2020年3月7日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

発達障害者にとっての当事者活動・自助グループの実際と考え方について、当事者と専門家、双方向からの意見・考察を集約した1冊。

目次

第1章 ◆ 発達障害者の当事者活動・自助グループとは     高森 明
   1.はじめに
   2.発達障害における当事者活動・自助グループとは何か
   3.発達障害者当事者活動・自助グループの今まで
   4.本書の構成

第2章 ◆ 自助グループの取り組みと課題
 [1]NPO法人発達障害をもつ大人の会(DDAC)について  上野真哉
   1.グループ設立からこれまでの経緯
   2.会として取り組んでいること
   3.関連団体との連携
   4.活動の中で苦労していること
   5.今後の自助グループ活動を続けていく中で感じている課題
   6.おわりに
   7.追補
 [2]DX会:成人ディスレクシアの会       藤堂栄子・柴田章弘
   1.グループとしてのこれまでの経緯
   2.DX会として取り組んでいること
   3.これまでの活動について――設立当初から現在まで
   4.DX会を続けていく中で感じている課題
 [3]東京都自閉症協会ASN(アダルト・スペクトラム・ネットワーク)
    ――「自閉症(ASD)らしく」生きるために      尾崎ミオ
   1.グループ設立からこれまでの経緯
   2.グループとして取り組んでいること
   3.関連団体との連携
     ――くっついたり、離れたり、いがみあったり……それも自由?
   4.自助グループ活動を続けていく中で感じている今後の課題
   5.未来のピアサポートを考える
     ――ASDらしく生きるために~「みつけばルーム」の実践から
第3章 ◆〈座談会〉自助グループに参加する側の声を聞く

第4章 ◆ 発達障害者自助グループとのかかわりから考えること  
       ――専門職の立場から・当事者の立場から
[1] 自助グループ活動とかかわりのあった専門職が考えること 井上メグ
   1.当事者会を始めたきっかけ
   2.オフ会をやってみて
   3.「専門家」が主催したがために起きた失敗
   4.当事者会にかかわる「専門家」に必要な“心構え”
   5.さいごに
 [2]当事者団体の自主運営における課題について       高森 明
   1.はじめに
   2.運営スタッフが知っておきたいこと
   3.まとめ

第5章 ◆ 支援者の立場から
       ――発達障害者のグループをどう支えるか
 [1]自助グループ活動に寄せる期待             木谷秀勝
   1.自助グループと共にしてきたあゆみ
   2.「自分らしく生きる」ことへの転換
   3.「期待されない」活動になることへの期待
 [2]支援者がコーディネートする自助グループの実践     柏木理江
   1.はじめに
     ――「アスベの会・東京」ができるまで
   2.アスペの会・東京の活動内容
   3.当事者による自助グループが増えている中で思うこと
   4.会をここまで続けて来られたのはなぜか?
   5.これまでの自分たちの活動を振り返って思うこと
   6.おわりに
     ――「自助グループ界のおばあちゃんち」のような存在として
 [3]学齢期の計画的グループから青年期以降の主体的な余暇グループへ
                               日戸由刈
   1.はじめに
   2.学齢期の計画的グループにおける、仲間・友人づくりの難しさ
   3.学齢期の計画的グループが青年期以降の友人づくりに影響する可能性
   4.計画的グループが仲間・友人づくりの基盤として機能するための方法
   5.計画的な余暇グループから、より主体的なサークル活動へ
 [4]親の会の活動から始まった青年期・成人期グループの実践  奥住秀之
   1.はじめに
   2.青年期と発達障害
   3.高校生グループの活動
   4.大学生・社会人グループの活動
   5.まとめにかえて
 [5]「生きづらさ」の背景に気づかずに育った若年者たちのピアグループ
                               三森睦子
   1.はじめに
   2.発達障害に気づかれないで育った若年者たちの「生きづらさ」とは
   3.「生きづらさ」へのサポート――グループでの取り組みから
   4.当事者グループの役割と今後の展望

第6章 ◆ 発達障害者にとっての「グループ」とは
 [1]文化人類学の面から発達障害の自助グループを考える   照山絢子
   1.あるエピソード
   2.自助グループが生み出したさまざまな語り
   3.自助グループに内在する問題
   4.むすびにかえて
 [2]自閉症のある人にとっての「集団」とは         竹中 均
   1.ジンメルのユニークな社会学
   2.カントから受け継いだもの
   3.「かたまり」と相互作用
   4.否定的なものへの眼差し
   5.過程としての社会化
   6.現代にジンメルを活かす

著者プロフィール

高森明  (コウモリアキラ)  (著/文 | 編集

【編著者紹介】
高森 明(こうもり・あきら)ASD当事者。26歳の時にアスペルガー症候群と診断された前後から、様々な発達障害当事者活動・自助グループの活動に関わる。現在は活動の重心を社会学、歴史学研究に移し、発達障害当事者たちの行く末を見守っている。主著は『アスペルガー当事者が語る特別支援教育:スロー・ランナーのすすめ』(金子書房、2007年)。
【監修者紹介】
東條吉邦(とうじょう・よしくに)茨城大学名誉教授。茨城大学教育学部特任教授。
藤野 博(ふじの・ひろし)東京学芸大学大学院教育学研究科(教職大学院)教授。

上記内容は本書刊行時のものです。