版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
モミッリャーノ 歴史学を歴史学する アルナルド・モミッリャーノ(著/文) - みすず書房
..

書店員向け情報

モミッリャーノ 歴史学を歴史学する

哲学・宗教
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:みすず書房
A5判
重さ 500g
296ページ
定価 6,500円+税
ISBN
978-4-622-09042-7   COPY
ISBN 13
9784622090427   COPY
ISBN 10h
4-622-09042-2   COPY
ISBN 10
4622090422   COPY
出版者記号
622   COPY
Cコード
C1010
教養 単行本 哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年9月10日
書店発売日
登録日
2021年7月26日
最終更新日
2021年9月3日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

20世紀における古代ギリシャ・ローマ史学の最高峰の一人にして、史学史(歴史学の歴史学)の泰斗。歴史家カルロ・ギンズブルグの師であり、また政治思想史家ジョン・ポーコックをはじめとして後の研究者に決定的影響を与えた。この高名なアルナルド・モミッリャーノの著作は、しかし一見平易に書かれながら、高度に複雑な思考に立ち、背後にある広大な知的世界の理解を要するために、今日までほとんど日本語訳がなかった。
ここにこの上ない訳者を得て、モミッリャーノの精髄を一書に編む。編者=訳者は長年モミッリャーノを深く読み込み自身の学問の基盤としてきた。史学史を主題に、精選9論文。いずれも初訳。随所に周到な訳註を脚註として付す。巻末に解説。

目次

はしがき

I Hekataiosの合理主義

II 歴史叙述の在り方に関する諸議論の歴史における、Herodotosの位置づけ(松原健太郎訳)

III 口頭伝承に基づく歴史学と文書史料に基づく歴史学
──近代歴史学の起源に関する一般的考察

IV ギリシャ・ローマ史学とアンティクアリアニズム
──恩師G. De Sanctisの80歳記念のために

1 アンティクアリアニズムの起源
2 史料批判をめぐる17–8世紀の論争
a 論争の基本ターム
b 非文献史料の優勢
c 非文献史料が広範に使用された分野の一例
3 18世紀と19世紀におけるアンティクアリアンと歴史家の衝突
a 18世紀の衝突
b 19世紀における衝突

V Gibbonが歴史学の方法発展に寄与した点

VI Perizonius、Niebuhr、およびアルカイック期ローマ伝承の性格について
1 1個の理論、その歴史
2 1個の理論、その典拠
3 Niebuhrの理論を越えて

VII G. C. Lewis、Niebuhr、そして史料批判
1 Niebuhrの方法
2 イギリスにおけるNiebuhr受容
3 G. C. LewisのCritique

VIII  Timaios、Fabius Pictor、Servius Tulliusの「最初のcensus」

IX patrici/plebs二元構造に関する考察

解説
本文人名索引

著者プロフィール

アルナルド・モミッリャーノ  (アルナルドモミッリャーノ)  (著/文

1908-87。歴史学者。20世紀における古代ギリシャ・ローマ史学の最高峰の一人であり、同時に史学史(歴史学の歴史学)の泰斗。イタリア、ピエモンテに生まれる。トリノ大学でGaetano de Sanctisのもとにギリシャ・ローマ史を専攻。1936年トリノ大学古代ローマ史教授。38年、反ユダヤ法により職を追われ、イギリスへ亡命。オクスフォード大学で教え、その後51-75年ロンドン大学教授。シカゴ大学でも定期的に講じ、ピサ高等師範学校でも教えた。歴史家カルロ・ギンズブルグ、政治思想史家ジョン・ポーコックをはじめとして後の研究者に決定的インパクトを与えている。著作集Contributo全10巻が刊行されているほか、主要著作としてThe Development of Greek Biography: Four Lectures, Harvard University Press, 1971, revised and expanded, Harvard University Press, 1993(『伝記文学の誕生』柳沼重剛訳、東海大学出版会、1982)など。

木庭顕  (コバアキラ)  (編集 | 翻訳

歴史学者。1951年生まれ。著書 『政治の成立』(1997)『デモクラシーの古典的基礎』(2003)『法存立の歴史的基盤』(2009、以上東京大学出版会)、『ローマ法案内』(羽鳥書店、2010、[新版]勁草書房、2017)、『現代日本法へのカタバシス』(羽鳥書店、2011、[新版]みすず書房、2018)、『憲法9条へのカタバシス』(みすず書房、2018)、『誰のために法は生まれた』(朝日出版社、2018)、『人文主義の系譜』(法政大学出版局、2021)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。