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旅に出る時ほほえみを ナターリヤ・ソコローワ(著/文) - 白水社
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白水Uブックス

旅に出る時ほほえみを

発行:白水社
新書判
222ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784560072288
Cコード
C0297
一般 新書 外国文学小説
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年11月27日
最終更新日
2019年12月25日
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紹介

心優しき怪獣は歌う、《人間》のために――

 《人間》が怪獣をつくりだした――合金の骨格に緑色の人工血液、生肉を動力源とする鉄製の怪獣17Pは、削岩機で地中を自由に動きまわり、また拙いながら人間のことばも話した。20年の歳月を費やして怪獣を創造した《人間》――有名な設計家は、自ら怪獣に乗り込み、地下潜行試験を繰り返していた。人々は彼を称え、首相は《人間》に怪獣創造者の称号と勲章を与えたが、彼の関心は地位や名誉ではなく、科学と人類の可能性に向けられていた。一方、市内では労働者のストライキが発生、これを武力で鎮圧した首相は国家総統となり、独裁体制を推し進める。政治とは距離をおく《人間》も無関係ではいられなかった。独裁者の総統が彼にあたえた運命とは?「旅に出る時ほほえみを……二度と帰らぬ旅だもの……」人の痛みを知る鉄製怪獣の歌う声が心に響く、現代のおとぎばなし。

著者プロフィール

ナターリヤ・ソコローワ  (ソコローワ)  (著/文

1916-2002年。ソ連の作家。オデッサ生まれ。モスクワのゴーリキイ文学大学を卒業後、文芸評論家、作家、ジャーナリストとなる。小説作品に『四人家族』(59)、『ニコライ・ウォルコフの愛』(61)、『旅に出る時ほほえみを』(65)、『幸福なる千歩』(65。作品集)、『愛の戦略』(66)、『特急列車、一三〇三』(68)、『タイヤはアスファルトを滑る』(70)などがある。

草鹿 外吉  (クサカ ソトキチ)  (翻訳

1928年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。日本福祉大学教授。ロシア文学者・詩人・小説家。1993年没。著書に『草鹿外吉全詩集』(思潮社)、『灰色の海』『海よさらば』(新日本出版社)、訳書にブリューソフ『南十字星共和国』(白水Uブックス)、『マヤコフスキー詩集』(飯塚書店)他。

上記内容は本書刊行時のものです。