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レベルアップをめざす企業法務のセオリー 応用編 一段上の実務とマネジメントの基礎を学ぶ 瀧川 英雄(著/文) - 第一法規
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レベルアップをめざす企業法務のセオリー 応用編 一段上の実務とマネジメントの基礎を学ぶ

発行:第一法規
A5判
232ページ
定価 2,500円+税
ISBN
9784474064164
Cコード
C2032
実用 単行本 法律
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年6月15日
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紹介

本書は、「一般化する力・応用化する力」として、日々培ってきた経験を応用可能な知識とするための方法について解説したうえ、より実践的な法務業務遂行スキルの習得や、複雑な法務案件を適切に処理するためのルールについて解説を行う構成としている。

(1) 前編に引き続き、現役法務部門責任者が、法務業務を「ゲーム」になぞらえ、法律面からではなく実務面からレクチャー。

(2) 前編では語りきれなかった、プレゼンテーション、トップへの報告といった法務部の日々の業務シーンにおける仕事の“肝”となる企業法務遂行スキルについて丁寧に解説。

(3) M&Aや事業撤退など、より複雑な典型的法務案件にフォーカスして法務担当者が出すべき「答」と「解法」を収録。

(4) 自身が体験した法務業務案件から類似点・共通点を見つけ、応用可能な知識としていく手法を「一般化する力・応用する力」として詳しく解説。

(5) 前編よりも応用的な「企業法務遂行スキル」「典型的な法務案件のセオリー」から「法務部門マネジメント」まで、法務中堅・上級担当者に向けた、法務担当者のレベルアップツール。

目次

はじめに
図表一覧

第1部 企業法務遂行スキル

第1章一般化する力・応用する力
1 法務の仕事と経験
2 法務業務における一般化と応用
3 一般化の切り口
(1)類似案件からパターンを見出す/(2)異なる案件・状況の共通点を見出す/(3)対象を広げて考える/(4)複雑な状況を図で描いてみる/(5)前回案件を次の案件に生かす
4 一般化する力・応用する力を鍛える
(1)案件・経験を振り返る/(2)振り返った結果を表現する/(3)マニュアル・ひな形化する/(4)フレームワーク思考を勉強する

第2章答を創るということ
1 法務部門責任者の問題意識
2 ケーススタディ①
(1)案件の概要/(2)問題の特定とゴール設定/(3)問題解決のための対応策/(4)本問題の解決(交渉と決着)
3 ケーススタディ②
(1)案件の概要/(2)案件・クライアントの状況とゴールの設定/(3)契約の解釈の再確認/(4)問題解決のためのアイディア出し/(5)取捨選択と回答案の決定
4 「答を創る」ための思考プロセス

第3章プレゼンテーション
1 プレゼンテーションが必要な場面
(1)研修/(2)会議での発表/(3)役員会等での報告
2 プレゼンテーション準備の前に
(1)何を伝えたいのか/(2)誰に伝えたいのか/(3)どのように表現すれば理解しやすいか
3 プレゼン資料作成の心得
(1)聞き手に「自分の問題」と思わせる/(2)「ストーリー」を大切に/(3)書きすぎない/(4)最後に結論を
4 プレゼン資料作成の技法
(1)表現方法/(2)フォント/(3)アニメーション
5 プレゼンテーションの準備
6 プレゼンテーションの実践

第4章トップへの報告
1 トップへの報告が必要な場面
(1)問題発生時の一報/(2)案件の中間報告・対応策の意思決定/(3)トップからの指示事項への回答/(4)法務部門として「やりたいこと」の承認を求める
2 トップへの報告の特徴
(1)トップは誰より忙しい/(2)トップは誰より「種々雑多な報告」を数多く受けている/(3)トップの最大の仕事は意思決定/(4)トップは「法律論」を求めていない
3 問題発生の一報
4 案件の対応策等の意思決定
5 やりたいことの承認を求める
6 メールでの報告

第2部 典型的な法務案件のセオリー―進出から撤退まで―

第1章海外進出(現地法人の設立)
1 海外進出と企業法務の役割
2 進出形態
(1)代理店等の活用/(2)駐在員事務所・支店・現地法人の設立
3 現地法人設立の事前検討事項
(1)外国人投資許可/(2)投資許可以外の制約/(3)事業開始までの時間/(4)社外専門家の起用
4 現地法人設立・事業開始までのプロセス
(1)外国人投資許可/(2)会社設立・登記/(3)各種営業許可・登録/(4)コンサルタントによる会社設立
5 現地法人設立後の法務体制
(1)基礎的法務管理体制の整備/(2)日常法務案件の対応/(3)法改正等への対応

第2章基本合意書(契約締結前の合意)
1 基本合意書とは
2 基本合意書締結の目的
(1)「意思確認」/(2)「押さえる」/(3)「先行手配」/(4)「儀式」
3 基本合意書を締結する場面
(1)M&A /(2)オフィス等の賃貸借/(3)建設工事/(4)通常取引
4 基本合意書に定める内容
(1)「意思確認」が目的の場合/(2)「押さえる」ことが目的の場合/(3)「先行手配」が目的の場合/(4)「儀式」が目的の場合
5 基本合意書と法的拘束力
6 基本合意書のドラフティング
7 基本合意書の事例

第3章M&A
1 M&A とは
2 M&A というゲーム
(1)「M&A」というゲームの構図/(2)売り手が高く売る工夫/(3)買い手の「こんなはずではなかった」を防ぐ/(4)契約上のリスクアロケーション
3 M&A の実行プロセス
4 M&A の実行チーム組成
(1)社内チーム/(2)社外専門家
5 秘密保持契約書
6 基本情報の受領からLOI(基本合意書)締結まで
(1)情報受領と意思決定/(2)買収価格(企業価値)の算定/(3)買収スキームの検討/(4)LOI(基本合意書)の締結
7 デューデリジェンス
(1)目的/(2)実務プロセス/(3)デューデリジェンスの結果
8 買収契約
(1)買収契約の性質/(2)買収契約交渉の進め方/(3)買収契約の主要条項と論点
9 独禁法に基づく届出
(1)届出要否の調査/(2)届出書式の準備と届出/(3)Gun Jumping規制
10 クロージング

第4章合弁事業(ジョイント・ベンチャー)
1 合弁事業(ジョイント・ベンチャー)とは
2 合弁事業というゲーム
(1)「合弁事業」というゲームの構図/(2)合弁会社の設立形態/(3)マジョリティかマイノリティか/(4)共同出資者の利害の不一致
3 合弁契約書の内容と主要条項
(1)合弁契約書の内容/(2)合弁会社の意思決定/(3)合弁事業と競合禁止/(4)合弁の解消

第5章労務案件
1 労務案件への法務部門の関わり
2 主な労務案件の類型
(1)賃金(残業代)の請求/(2)会社への損害賠償請求(事業主の責任追及)/(3)問題社員への対処(社員不祥事対応)/(4)解雇・退職にともなう紛争
3 労務案件の対応形態
(1)弁護士間の交渉/(2)外部ユニオン(合同労組)との交渉/(3)労働審判/(4)民事訴訟/(5)労基署による調査
4 残業代請求案件と労働時間の算定
5 労働審判
6 ユニオンとの交渉
7 社員の不祥事・問題行動への対応
(1)不祥事・問題行為の類型/(2)不祥事対応の全体像
8 解雇・退職にともなう紛争
9 米国での労務案件
(1)米国労務案件のキーワード/(2)米国での解雇案件/(3)米国での在籍社員との紛争

第6章事業撤退
1 事業撤退と企業法務の役割
2 事業撤退のステップと法務の関与
(1)検討フェーズ/(2)計画フェーズ/(3)実行フェーズ
3 取引関係の終了と法律問題
(1)取引関係終了にともなう紛争リスク/(2)継続的取引解消の法律問題/(3)代理店保護法/(4)紛争リスクを避ける交渉
4 事業撤退と社員の処遇
5 会社の解散・清算

第3部 法務部門のマネジメント

第1章法務部門責任者の役割
1 法務部門の将来を考え、計画する
2 法務部門内の人材育成
3 法務案件への関与
4 法務部門内管理業務
5 社外ネットワークの構築・維持

第2章法務部門の役割・ミッション
1 一般的な法務部門の業務・役割
2 法務部門の業務範囲と他部門との関わり
(1)知的財産権/(2)人事労務案件/(3)コンプライアンス・企業倫理/(4)リスクマネジメント/(5)コーポレートガバナンス
3 法務部門のミッション

第3章法務部門の人材獲得・育成
1 人員計画
2 採用・人材獲得
(1)新卒採用/(2)中途採用
3 人材育成
(1)法律知識等の座学/(2)OJT /(3)企業法務遂行スキル/(4)典型的な法務案件のセオリー/(5)仕事のアサインメント/(6)修羅場の経験
4 法務担当者のモティベーション
(1)法務の仕事の特色/(2)どんなときに仕事が面白いか/(3)部下の法務担当者のモティベーションを上げるための工夫/(4)モティベーションを下げてしまう言動
5 人材育成は誰のため?

第4章法務部門の予算と経費管理
1 予算を構成する要素
(1)人件費/(2)弁護士費用/(3)登記関係費用/(4)知的財産の出願・登録/(5)旅費・交通費/(6)交際費/(7)その他諸経費
2 予算承認を得るために
3 経費予算の管理
(1)弁護士費用/(2)出張旅費

第5章法務部門の活動計画
1 受動的業務と能動的業務
2 活動計画に組み込む業務の具体例
(1)契約書ひな形・マニュアル等の作成/(2)社内の法務研修等の開催/(3)法改正への対応/(4)法務部門内の人材育成/(5)グループ会社を含む法務体制・組織の整備

事項索引

図表一覧

上記内容は本書刊行時のものです。