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発行:国書刊行会
四六判
縦195mm
横137mm
厚さ25mm
重さ 500g
380ページ
定価
3,400円+税
- ISBN
- 9784336065759
- Cコード
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C0020
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一般 単行本 歴史総記
- 初版年月日
- 2020年11月16日
- 書店発売日
- 2020年11月25日
- 登録日
- 2020年10月3日
- 最終更新日
- 2020年11月24日
紹介
世界の歴史は、ユーラシア大陸における諸力の均衡が変動することによって決定的に形作られてきた――ヨーロッパの膨張の歴史として理解されてきた世界史を、ヨーロッパがコントロールできなかった力学の産物として捉えなおす。グローバルヒストリー研究の第一人者が、西洋中心主義とは異なる視座でグローバルヒストリーを叙述し、その行方をも展望した、「グローバル化」時代の必読書。【2008年ウルフソン歴史賞受賞作】
【収録内容】
第六章 帝国の限界
第七章 世界危機に向かって 一九一四~一九四二年
第八章 否定された帝国
第九章 ティムールの影
目次
◆第六章 帝国の限界
帝国の諸展望
アフリカと分割の地政学
競合的共存
グローバル経済
文化戦争
未完の事業――東アジアと中東 一八八〇~一九一四年
◆第七章 世界危機に向かって 一九一四~一九四二年
混乱の時代
結末なき戦争?
革命と帝国
崩れる世界秩序
第二次世界大戦と帝国主義
◆第八章 否定された帝国
分断されたユーラシア
脱植民地化
公言されない帝国
限界なき帝国?
◆第九章 ティムールの影
帝国の歴史
「粘り強さ」のパターン
どのように収斂が起こったのか
ティムールの影
訳者あとがき
文献案内
原註
索引
上記内容は本書刊行時のものです。