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中公新書
ハンナ・アーレント
「戦争の世紀」を生きた政治哲学者
発行:中央公論新社
縦18mm
239ページ
価格情報なし
- ISBN
- 978-4-12-102257-8
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2014年3月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2019-07-21 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2014-12-28 |
産經新聞
評者: 笈入建志(千駄木 往来堂書店店長) |
2014-12-21 |
読売新聞
評者: 上野誠(万葉学者、奈良大学教授) |
2014-06-01 |
朝日新聞
評者: 杉田敦(法政大学教授、政治学者) |
2014-05-18 |
東京新聞/中日新聞
評者: 細見和之(大阪府立大学教授) |
2014-05-11 |
日本経済新聞
評者: 池田浩士(ドイツ文学者) |
2014-05-04 |
読売新聞
評者: 宇野重規(政治学者、東京大学教授) |
紹介
『全体主義の起原』『人間の条件』などで知られる政治哲学者ハンナ・アーレント(1906‐75)。未曽有の破局の世紀を生き抜いた彼女は、全体主義と対決し、「悪の陳腐さ」を問い、公共性を求めつづけた。ユダヤ人としての出自、ハイデガーとの出会いとヤスパースによる薫陶、ナチ台頭後の亡命生活、アイヒマン論争-。幾多のドラマに彩られた生涯と、強靱でラディカルな思考の軌跡を、繊細な筆致によって克明に描き出す。
目次
第1章 哲学と詩への目覚め-一九〇六‐三三年(子供時代
マールブルクとハイデルベルクでの学生生活 ほか)
第2章 亡命の時代-一九三三‐四一年(パリ
収容所体験とベンヤミンとの別れ)
第3章 ニューヨークのユダヤ人難民-一九四一‐五一年(難民として
人類にたいする犯罪 ほか)
第4章 一九五〇年代の日々(ヨーロッパ再訪
アメリカでの友人たち ほか)
第5章 世界への義務(アメリカ社会
レッシングをとおして ほか)
第6章 思考と政治(「論争」以後
暗い時代 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。