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発行:弦書房
四六判
縦128mm
横188mm
厚さ22mm
232ページ
上製
定価
2,200円+税
- ISBN
- 978-4-86329-089-1
- Cコード
-
C0095
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一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年6月
- 書店発売日
- 2013年6月10日
- 登録日
- 2012年11月21日
- 最終更新日
- 2019年6月21日
書評掲載情報
2013-12-29 |
東京新聞/中日新聞
評者: 伊藤氏貴(文芸評論家) |
2013-12-15 |
毎日新聞
評者: 池澤夏樹(作家) |
2013-08-25 |
毎日新聞
評者: 中島岳志(北海道大学大学院准教授・日本政治思想史) |
2013-07-21 | 朝日新聞 |
2013-07-07 |
東京新聞/中日新聞
評者: 三砂ちづる(津田塾大学教授) |
2013-07-07 | 日本経済新聞 |
紹介
〈石牟礼文学〉の特異な独創性が渡辺京二によって発見されて半世紀。互いに触発される日々の中から生まれた〈石牟礼道子論〉を集成。現世と併存するもうひとつの現世=人間に生きる根拠を与える、もうひとつのこの世、とは何か。石牟礼文学の豊かさときわだつ特異性はどこにあるのか。その世界を著者独自の視点から明快に解きあかす。
目次
『苦海浄土』の世界/石牟礼道子の時空/石牟礼道子の自己形成/石牟礼道子小伝/「思想家」石牟礼道子/新たな石牟礼道子像を/生命の痛々しい感覚と言葉/『苦海浄土・第二部』の真価/『西南役伝説』と民話的語り/帰れない者たちの逆さ図/水俣という文学風土/詞章『不知火』の誕生/海へ還った『不知火』/『天湖』の構造
上記内容は本書刊行時のものです。