《真っ当なもの》にちょっと違和感(否定形にて御免)
お題1:ロック親父の戯言と聞き流していただければ……。
さて、母親あるいは両親への感謝の歌、ヒットしているようです。親の無償の愛に対しての「感謝」、結婚しこどもを持ち次代へと続く「家族の存在」。真っ当な,疑う余地のない《愛》への讃歌。しかしというべきか? だからというべきか? 近年の、すべてが自己責任であるかのような風潮とあわせて考えるとき、何か不安を感じてしまいます。つまり,「政府や役所は責任持てません。庶民は自己責任で生きていってください」「親の面倒をみるのはこどもの義務でしょ。それが日本の美徳です」といった行政の無策に,全く抵抗しない世代の準備に一役買っているようで…。
(さらに…)