相変わらず…
以前、3本目の「版元日誌」を寄稿したのは2011年5月だから、5年以上昔の話。その時「女房と二人だけの会社だし、まあ、出すべきものだけを出していくだけで、モトがとれるとはモトから思っていない、わけでもないけれど、こういうかたちでいつまでつづけられるかな」と書いた状態は依然としてそのままです。
昨年刊行できた書籍は3点。もっとも別に『季刊Collegio』という、口の悪い向きには「得体の知れない」小冊子を発行しているから2カ月に1点くらいは出したという勘定か。それもみなごく「少部数」出版に限られます。だから「会社」は実質休眠で個人事業。「事業」というのもおこがましい態。それも「気づけばいつの間にか高齢者」には相応しいと言えるでしょう。 (さらに…)
