楽しい手伝い
版元ドットコム共同出展3度目、東京国際ブックフェアがいよいよ始まります。一昨年と昨年はそれほど入れ込んでなかったのですが、今年は本当に「いよいよ!」と感じます。なぜかというと、なんとTIBF実行委員に名を連ねているのです。
1月頃でしたか、MLに「TIBF出展に関して何か意見がある人は、プレ実行委員会に出てきて」というお誘いが流れました。意見というわけではないけど、割引販売に疑問というかキモチ悪さを感じていたので、まあ他の人の考えも聞けるだろうと出かけていきました。そこで「図書カードで還元」案を聞いて素晴らしい!と喜んでいたら、そのまま成り行きで実行委員になってしまったのでした。
ちなみに実行委員はボランティアです。
版元ドットコムの事務局や組合員社の行動力には日頃から感謝してたのですが、今回の半年間に及ぶTIBF実行委員会の準備の手際の良さにはビックリしました。
月1回の会議で「いつまでに何を」という話がいくつも出て、翌日にはそれぞれの担当からMLに報告が上がってくる、それを受けてML上で検討を進め、担当がキッチリ行動に移して決まったり出来上がったり・・・という具合。3度目なので要領もわかってきているのだろうけど、それだけじゃないな。
「うーん、じゃあ、それは○○君の担当?」
「あ、いいですよ」
「これはどうしましょうか」
「じゃ、僕やっときます」
なんとも「逃げない」&「出しゃばらない」積極性に、いいなぁと感心したのでした。
わたしは出版以外でいろんな団体に顔を出してるのですが、同じボランティアでも様々です。特に「嫌々参加している人」とか「存在価値を認めてもらいたい、現役引退組」なんかがいると、大変。その点、このTIBF実行委員会みたいに足並み揃ってると、本当にラクだなと思ったのでした。
おまけに、メンバーに助けられて自分だけラクするかというと、不思議とそういう気にはならないのです(ホントだってば)。いつの間にか「こんなことぐらいしかできませんが・・・」と、おずおず手を挙げてる。困ったら誰か助けてくれるから安心して手伝えるってのは最高です。
よく考えてみたら、ボランティアじゃなくて給料もらってする仕事でも、こうはいかないんじゃなかろうか。年に1回のお祭り(夏祭り in TIBF)だからいいんでしょうか。