論創社事情—ご挨拶代わりに
はじめまして、論創社と申します。
今年から版元ドットコムに参加させていただきました。どうぞよろしくお願いします。
小社は人文・社会学系出版社として立ち上がり、現在では演劇を中心とした芸術、海外翻訳の文学・エンターテイメントの分野にも進出しております。
いってみれば「小さな」総合出版社なので、昨日は、「日本の戦後60年を考える」という本を印刷所に納品し、今日は「この連続殺人事件の犯人は誰だ」という本のゲラを校正して、明日は「クリエーター達の発想をさぐる」という本の構成を考えなくてはいけない……という毎日を送っております(個人的には楽しんでやってます)。
これは特別な例としても、急激に変化していくこの世の中では、商売のレベルとして、何事も柔軟に対応していくことが必要かと実感しております。本が売れないという事実を前にして、自分の出版人としての「企画・編集・制作・営業」に関する創造力不足を日々、痛感しております。
この度、版元ドットコムに参加することで、出版の「企画・編集・制作・営業」に関する新たなアイディアをいただければと過剰な(?)期待を寄せております。私は、まだ、目先の仕事をこなしきれていない半人前ですが、皆さんと一緒に楽しく、建設的に意見交換させていただけばと考えております。今後ともよろしくお願い申しあげます。